人気ゲーム「バイオハザード」(カプコン)の世界観をリアルに再現たシューティング型サバイバルホラーアトラクションがさらにグレードアップし、「バイオハザード・ザ・リアル2」として、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)に登場。オープン前日の8月7日、プレス向け内覧会と一般ゲスト約200人を対象にした先行体験会で初公開された。8日から期間限定で開催。
「バイオハザード・ザ・リアル2」は、「バイオハザード」の緊迫感あふれる世界を、ユニバーサル・スタジオの卓越した映像技術などを使って徹底的に再現したウオークスルー形式のアトラクション。ウイルスに侵された街「ラクーンシティ」で、ゾンビやクリーチャーにいつ襲われるかわからない“極限のサバイバル”が生み出す緊張と恐怖の中、本物さながらの“銃”を装備し、敵を撃ち進みながら脱出を目指す。昨年は“生還率”ほぼ0%という難易度が話題となったが、今回は、難易度をそのままに、体験時間が約2~3分間から約8分間(ゲストにより異なる)と長くなり、ゲストは前回の重さ約700グラムのモデルガンからグレードアップした重量1500グラム、長さ64センチの本格的なショットガンを装備する。さらに、回復アイテム「ハーブ」も登場し、さらにゲーム感覚が楽しめる。
バイオハザードシリーズのプロデューサーの川田将央さんは同アトラクションについて、「非常に凝った作りで、バイオハザードの世界観が前回以上に再現されている。突如襲ってくるゾンビやクリーチャーのクオリティーも高い。ファンの方にはものすごく楽しんでいただける」と太鼓判。2の魅力は「ゾンビとの遭遇率が上がっている。前回はどこにゾンビがいるんだろうというドキドキ感だったが、今回はどこから襲ってくるんだろうという迫力を楽しんでほしい」と語った。ほかのホラー系アトラクションとの違いは「ただ襲われる、驚かせられるのではなく、ショットガンで、ゾンビに反撃できる。仲間を助けられるサバイバルゲームはゲームの魅力そのもの」と、熱を込めた。
先行体験会では、約200人がアトラクションに挑戦。クリアできず“ゲームオーバー”となった20代の女性2人組は「はちゃめちゃで、何が起こったか分からないくらい。驚きすぎた」と放心し、「友達とはぐれて怖かった。病院が出てきたが、私は看護師で、職場が病院なので、明日の夜勤が怖い!」と語った。昨年同アトラクションを体験したという別の20代女性は「去年よりパワーアップしていて、めっちゃ怖かった!」と驚いたが、「またチャレンジしたい。今度はもっと動きやすい服装で、リベンジします!」と笑顔で語っていた。
同アトラクションはニューヨーク・エリア内パレスシアターで8日~11月9日の期間限定。R12指定となっている。USJ内では期間限定で「バイオハザード」をテーマにしたフード、ドリンクメニューや、グッズなども販売している。