俳優の玉木宏さんの主演ドラマ「極主夫道」の劇場版である映画「極主夫道 ザ・シネマ」(瑠東東一郎監督、6月3日公開)の本編映像が5月19日、公開された。志尊淳さん演じる雅と玉城ティナさん演じるゆかり、2人の関係が気になる場面となっている。
映像は、純喫茶でのある日の雅とゆかりのシーン。雅は龍と虎春(松本まりか)の仲を疑い、ゆかりに相談を持ちかける。「龍さんはそんな人じゃないと思う」と真剣に答えるゆかりを前に、雅が話すのは虎春のことばかり。「エロイのよ……」「醸し出しちゃってるのよ……。オレ、なんか、コロッといちゃいそうな感じでさ」と能天気で無邪気な雅に、突然ゆかりのビンタが炸裂。「イタッ!」と何が起きたかわからない雅は、さらに熱々のパンケーキの追い打ちに「アッツーー!!」と大絶叫。「気をつけてお食べください」という言葉とは裏腹に嫉妬の炎がメラメラのゆかりの姿が映し出されている。
併せて、同シーンのメーキング映像も公開された。同シーンのテストの様子が収められ、本番前に動きを細かく確認するテストでも、ゆかり役の玉城さんは“嫉妬全開”で志尊さんにビンタを見舞う。本番と同じ本気モードに志尊さんは「イッテェ! テストー!」と叫び、笑いを誘っていた。
「極主夫道」は、新潮社のマンガサイト「くらげバンチ」で連載中のおおのこうすけさんの同名マンガが原作。「不死身の龍」と言われた元極道の専業主夫・龍が、家族やさまざまな事件が起こる町の平和を守る姿を描くヒューマンコメディーで、2020年10月期に放送された。映画は、原作をもとにオリジナルの展開も織り交ぜた物語。玉木さんが主人公の龍、川口春奈さんが龍の妻・美久、志尊さんが龍の元舎弟・雅を演じる。