タレントの武井壮さんが、スペイン・マラガで開催された「世界マスターズ陸上2018」の、男子400メートルリレー(45歳クラス)で金メダルを獲得したことが分かった。武井さんは北京五輪400メートルリレー銅メダリストの朝原宣治さん、40歳以上の日本人で初めて100メートルで10秒台を出した譜久里武さん、新潟から参戦した佐藤政志さんとともに出場。1走を武井さん、2走を譜久里さん、3走佐藤さん、4走を朝原さんが担当した。
今回、チームは1999年にイギリスが出した世界記録の更新を狙っていたが、記録は43秒77で、世界記録の43秒42には届かなかった。
レース後のインタビューで武井さんは「応援ありがとうございました。今回も世界記録更新にチャレンジしたんですが、惜しくも0.3秒届かず、残念な結果になりました」と悔しい表情。しかし優勝については「みなさんの毎日の応援のおかげで、お仕事の後に必ずトレーニングができるようなモチベーションを保てたからだと思っています」と話し、最後は「今後も世界記録のみならず、地球上にあるさまざまなチャレンジにトライしたいと思いますので、今後も私たちの全てのチャレンジを楽しみにしていてください。またのチャレンジをお待ちください!」と前を向いた。
武井さんらのレースのドキュメントは、26日午後11時56分からスポーツバラエティー番組「戦え!スポーツ内閣」(MBS)で放送される。