俳優の神尾楓珠さん主演、女優の西野七瀬さん、平祐奈さん、馬場ふみかさんも出演する映画「恋は光」(小林啓一監督、6月17日公開)の本編映像が6月10日、公開された。主人公の西条(神尾さん)を取り巻く個性豊かな女子3人が、“恋の定義”を巡って軽妙な会話劇を繰り広げる食事シーンを収めた映像となっている。
西条を北代(西野さん)の彼氏だと勘違いしていて、さらに東雲(平さん)も西条と“恋の定義”を語り合う交換日記をしていると知った宿木(馬場さん)は、他人の恋人を略奪する恋愛を繰り返す性分にスイッチが入り、自分も仲間にしてほしいと提案。人を疑うことを知らないピュアな東雲は快諾し、北代は渋々見守ることに……。
公開された映像では、おしゃれな雰囲気の居酒屋で北代、東雲、宿木の3人が女子会。西条と東雲の交換日記のやり取りを読んだ宿木が「意味わかんないんだけど」と言うと、それに対し東雲は「確かに医学に関して全くの門外漢の私が、ありものの知識でアプローチしたことが……」と真面目な回答をしようとする。しびれを切らした宿木は「ああ私この人好きだわと思ったら、それが恋でしょ?」と明言。他人の恋人ばかりを奪ってきた、ある意味恋の猛者である肉食女子・宿木のシンプルな回答に「天才ですね!」と、東雲は感銘を受ける。西条を巡って、恋のライバル同士であるはずの女子3人が“恋の定義”をテーマに軽妙な会話劇を展開する……という場面だ。
映画は、“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視(み)える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描いた秋★枝さんの同名マンガが原作。神尾さんが“恋の光”が視えてしまう大学生・西条、西野さんが西条にずっと片思いをしながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代、浮世離れした文学少女で恋を知らない東雲を平さん、人の彼氏がほしくなる宿木を馬場さんが演じる。