女優の二階堂ふみさんが1月31日、東京都内で行われた主演映画「リバーズ・エッジ」(2月16日公開)の完成披露試写会に行定勲監督と出席。岡崎京子さんの傑作青春マンガが原作の作品で、映画化について、行定監督は「二階堂ふみの発案だった」と明かした。
行定監督に提案したのは二階堂さんが20歳前後のときだったといい、二階堂さんは「(原作を)16歳で初めて見ました。高校2年生のときに、当時撮っていた『ヒミズ』のスタッフから貸してもらって出会ったんです」と明かし、「皆さんに(映画を)お披露目するまで6年半ぐらいかかりました」と話した。
「リバーズ・エッジ」は、1993~94年にファッション誌「CUTiE」(宝島社)で連載された岡崎さんの傑作青春マンガ。どこか生きづらさを感じているイマドキの女子高生ハルナと、いじめられっ子でゲイの山田、過食しては吐くを繰り返すモデルのこずえの、共犯者めいた不思議な絆を中心に、日常の中での違和感や孤独、欲望などを描く群像ストーリー。
この日は吉沢亮さん、森川葵さん、上杉柊平さん、SUMIREさん、土居志央梨さんも登場した。