和月伸宏さんの人気マンガを俳優の佐藤健さん主演で実写化した映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)シリーズの最終章「るろうに剣心 最終章 The Final」(4月23日公開)の本予告映像が3月10日、解禁された。剣心(佐藤さん)の頬に刻まれた十字傷の謎を知る最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑さん)との戦いが収められている。
突如、東京の町が何者かに襲われる。首謀者である縁の目的は、剣心が関わる全て、そして剣心が作り上げた新時代を破壊することだった。縁の行為には、剣心の過去が関係しており、剣心は仲間たちに自分の過去を打ち明ける……という展開。映像には「さぁ、人誅(じんちゅう)の時間だ」という縁のセリフや、すべてをかけて立ち向かう剣心の姿などが映し出されている。
ロックバンド「ONE OK ROCK」が今作のために描き下ろした新曲「Renegades」も流れており、ボーカルのTakaさんは「ONE OK ROCK は映画『るろうに剣心』と共に歩んで来ました。そして、今回も全力で主題歌を書き下ろさせていただきました。この映画が日本の映画界に生き続けると同時に、我々ONE OK ROCK も更なる進化を目指して突き進んでいきたいと思います。主題歌“Renegades”と共に、『るろうに剣心 最終章 The Final』を、どうぞお楽しみください!」とコメントを寄せている。
「るろうに剣心」は、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心が明治維新後、不殺(ころさず)を誓った流浪人(るろうに)として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた和月さんの人気マンガ。1994~99年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ化された。実写映画は、これまでに「るろうに剣心」「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の3作が公開された。
最終章は、剣心の“十字傷の謎”に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、志々雄真実を操っていた“シリーズ最恐の敵”雪代縁との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の二つの時代を通して描く。「るろうに剣心 最終章 The Final」は4月23日、「The Beginning」は6月4日に公開。