3人組バンド「MONGOL800」(モンパチ)の楽曲を基にした映画「小さな恋のうた」(橋本光二郎監督、5月24日公開)のメーキング映像が3月22日、公開された。映像には、主演を務めるボーカルダンスユニット「M!LK」の佐野勇斗さんらがさまざまな場所で「小さな恋のうた」を演奏するシーンなどが収録されており、佐野さんが感極まり涙しながら演奏するシーンもある。
映画は、モンパチのデビュー20周年記念ライブでメンバーによって製作が発表された。沖縄の小さな町。そこではある高校生バンドが熱い人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、見るものを熱狂させるその実力で、東京のレーベルからスカウトを受け、プロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに1台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた1曲のデモテープと米軍基地に住む一人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める……というストーリー。
主人公の真栄城亮多を佐野さん、亮多のバンド仲間でドラム担当の池原航太郎を森永悠希さん、唯一の女性バンドメンバーである譜久村舞を山田杏奈さん、舞の兄で亮多の親友である譜久村慎司を眞栄田郷敦さん、バンド仲間で苦渋の選択をするベース担当の新里大輝を鈴木仁さんが演じる。バンドメンバーも映画に出演する。
メーキング映像では、屋上や中庭のステージ、部室やライブハウスなど、さまざまな場所で「小さな恋のうた」を演奏するシーンを収録。佐野さんらが映画に懸ける思いや、音楽、バンドに対する思いも語っている。