俳優で映画監督も務める斎藤工さんが9月19日、東京・不忍池水上音楽堂で行われた「第9回したまちコメディ映画祭in台東」内のイベント「齊藤工 新作発表会」に登場。斎藤さんは、「齊藤工」名義で4Kオリジナル映画「blank13」を監督した。
「blank13」は、13年前にタバコを買いに出たまま家に帰ってこなかった父親が見つかったという電話を受けた主人公・コウジは、兄から父親ががんで余命3カ月であることを告げられる。病院へ向かい父親と再会したコウジだったが、13年間の溝を埋めることはできず父親は半年後に他界する。だが、告別式当日に集まった参列者によって語られるさまざまなエピソードで、知らなかった事実を知ることになり……というストーリー。原作ははしもとこうじさん、脚本は西条みつとしさん。今冬「ひかりTV」のビデオサービスで提供される予定。
イベントには斎藤さん、金子ノブアキさん、西村喜廣監督が出席。また、ロックバンド「THE BLUE HEARTS」の楽曲をテーマにしたショートフィルムを上映する「THE BLUE HEARTSショートフィルムセレクションinしたコメ」も行われ、ショートフィルムを制作した飯塚健監督、下山天監督、井口昇監督、清水崇監督、工藤伸一監督、角田晃広監督らも出席した。