【動画まとめ】12月26、27日公開映画紹介&予告編 「海月姫」「真夜中の​五分前」「蒼穹のファフナー EXODUS」「サンバ」

「海月姫」能年玲奈がオタク女子熱演 ハマり過ぎ?「尼~ず」にも注目

映画「海月姫」予告編 SEKAI NO OWARI書きおろし主題歌が初公開

 女優の能年玲奈さんが主演する映画「海月姫」(川村泰祐監督)が12月27日から全国で公開される。アニメ化もされた東村アキコさんの人気マンガが原作で、能年さんはほぼすっぴんに三つ編み、メガネ、スウェットという姿でクラゲオタクのヒロイン・月海を熱演。月海を取り巻くオタク女子の「尼~ず」もそれぞれが役にハマっている。

 クラゲオタクの月海はイラストレーターを目指して上京したものの、鉄道オタクのばんばさん(池脇千鶴さん)、和物オタクの千絵子(お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓さん)、年配の男性にときめく“枯れ専”のジジ様(篠原ともえさん)、三国志オタクのまやや(太田莉菜さん)ら「尼~ず」と称するオタク女子たちと「男を必要としない人生」を掲げ、男子禁制の共同アパート「天水館」で楽しく暮らしていた。ある晩、月海は行きつけの熱帯魚ショップで愛するクラゲを救いたい一心で騒動を起こしてしまう。熱帯魚ショップから追い出された月海は通りすがりの“おしゃれ女子”に助けられ、彼女を部屋に泊めることに。しかし翌朝、月海の部屋にいたのは女装が趣味という見知らぬ青年(菅田将暉さん)だった……という展開。

 物語の舞台となる天水館、尼~ずが身にまとう衣装や蔵之介(菅田さん)の女装姿など細部にまでこだわって作り上げられたセットや小道具、衣装に目を奪われ、スタッフの“オタク”ぶりに感心させられる。見どころは、天水館立ち退きを阻止しようと、月海ら「尼~ず」と蔵之介が総力をあげて作り上げたクラゲをイメージしたドレスのファッションショー。何かに熱中したり、ハマったりすることってなんてステキで楽しいことなんだろうと胸がワクワクした。さらにそれを一緒に語り合ったり、共有できる仲間がいればなおさらだ。原作ファンとしては映画の終わり方も気になるところだが、続編も期待させるような結末に心が明るくなった。新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で27日から公開。(堀池沙知子/毎日新聞デジタル)

「真夜中の五分前」 三浦春馬が中国語演技に挑戦 語らいたくなるラブミステリー

映画「真夜中の​五分前」予告編

 俳優の三浦春馬さんが中国語での演技に挑んだ映画「真夜中の五分前」(行定勲監督)が12月27日に公開される。今作は、本多孝好さんの小説「真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A/side-B」を基に映画化。孤独な日本人の青年と美しい双子の姉妹が繰り広げるサスペンスタッチの恋愛物語が展開する。日中合作で、三浦さんの流暢(りゅうちょう)な中国語せりふの演技と全編上海ロケで撮影された映像が秀逸で、特に異国情緒あふれる上海の街並みが切なくてロマンティックな物語を鮮やかに彩っている。

 上海で時計修理工として働く日本人の青年・リョウ(三浦さん)は、プールで見かけた美しい女性・ルオラン(リウ・シーシーさん)と出会う。リョウは知り合ったばかりのルオランから、婚約中の一卵性双生児の妹・ルーメイ(リウさん・一人2役)へのプレゼントを選んでほしいと頼まれる。プレゼント選びに付き合ったリョウはルオランに引かれていき、2人は親しくなっていくのだが……というストーリー。

 冒頭から生活感と異国情緒が不思議なほど調和した美しい映像に目がくぎ付けになる。上海の独特な街並みが作品世界とマッチ。ミステリアスな魅力を放っている。最近の映画ではあまり見られない静かなトーンでストーリーは進み、ゆったりとした気分で楽しめる。見た目は似ているが生き方が違う双子と、双子の一人ずつを愛した2人の男という4人を、アジアならではの湿度を漂わせた神秘的で妖艶な映像美で見せている行定監督の演出手腕には脱帽だ。一見するとミステリー要素が気になってしまうが、その奥にはアイデンティティーや人を愛するということなど、実に哲学的で人間くさいテーマが見え隠れし考えさせられる。三浦さんをはじめ主要キャストたちの表情がこまやかで、こだわり抜かれた音の設計も秀逸。静かすぎる展開にやや抑揚が欲しくなる気持ちもあるが、それでもラストシーンの余韻はたまらなく心地よい。見終わった後は、誰かと語らいたくなるので一人より複数で鑑賞することをお勧めする。丸の内TOEI(東京都中央区)ほか全国で27日から公開。(遠藤政樹/フリーライター)

「蒼穹のファフナー EXODUS」 放送10周年を記念した新シリーズ始動

「蒼穹のファフナー EXODUS」PV

 テレビアニメ「蒼穹のファフナー」の新リーズ「蒼穹のファフナー EXODUS」(能戸隆総監督、羽原信義監督)の第1、2話が、テレビ放送に先がけ12月27日から劇場で先行公開される。「蒼弓のファフナー」は、2004年にオリジナル作品としてテレビ放送されて人気を博し、05年にはテレビスペシャル「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」を放送、10年には劇場版アニメ「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」が公開された。今作は15年1月から放送がスタートする新作で、映画は本編第1話の長尺版と第2話で構成したものを上映。新キャラクターや新展開に加え、劇場と映像作品でのみ試聴可能な長尺版の第1話はファンならずとも見逃せない。

 西暦2150年。遠い宇宙から来たシリコン型生命体・フェストゥムとの戦いは新たな局面を迎えていた。第一次蒼弓作戦で砕かれた北極ミールはかけらを世界中にまき散らし、次第に独立したミールとして個別活動を開始。大半のミールは憎しみから人類に戦いを挑んだが、一部のフェストゥムは共生を選んだ。そんな状況の中、2年前の来主操との邂逅(かいこう)でミールと対話する手段を手に入れていた竜宮島は沈黙を守っていた。そして、フェストゥムの言語を解する少女とフェストゥムに守れた少女が出会い……というストーリー。

 テレビアニメ放送から10周年という節目の年に発表された新作は、シリーズ構成に冲方丁(うぶかた・とう)さん、キャラクターデザインに平井久司さんらおなじみのメインスタッフがそろい、さらに監督が前作のテレビ版を手がけた羽原さん、劇場版を手がけた能戸さんが総監督を務めるなど盤石の布陣が組まれ、期待感はいやが応にも高まる。完成作は期待を裏切らず……というより大きく上回り、フェストゥムと人類の激しい戦闘シーンは民間人を巻き込む核攻撃をはじめ、ハードな展開を交えた緻密な映像で驚嘆した。作画を見る限り、ロボットが3Dになり、キャラクター造形も美しく洗練されるなど、テレビシリーズ用に制作されたとは思えないほどクオリティーが高く、ストーリーとともに今後も期待が持てる。前作から続投するキャストに加え、鈴木達央さんらが演じる新キャラクターも登場し、物語を盛り上げるほか、主題歌もシリーズファンおなじみの音楽ユニット「angela」が再び歌うのもファンにはうれしい限り。シネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)ほか全国10館で27日から2015年1月11日まで期間限定で公開。(遠藤政樹/毎日新聞デジタル)

「サンバ」 移民労働者を演じるオマール・シーさんのスマイルが幸せを呼ぶ

映画「サンバ」予告編

 「最強のふたり」(2011年)の監督コンビと主演のオマール・シーさんが再びタッグを組んだ「サンバ」(エリック・トレダノ&オリビエ・ナカシュ監督)が、12月26日から公開される。ビザが失効し、国外退去を命じられた青年が人生を再スタートするために奮闘する姿を、移民支援協会で出会った元キャリアウーマンや陽気な移民労働者との出会いの中で描いたヒューマン作。「X-MEN:フューチャー&パスト」(14年)でハリウッドにも進出し、「ジュラシック・パーク」最新作への出演も決まっているシーさんの輝く笑顔を見ると、元気がもらえる。

 サンバ(シーさん)はセネガルからフランスへやって来て10年。レストランの皿洗い係から料理人に採用されることになっていたが、ビザの更新手続きをうっかり忘れてしまい、収容所送りとなってしまう。移民支援のボランティア団体からマニュ(イジア・イジュランさん)とアリス(シャルロット・ゲンズブールさん)が面会に来て、裁判の結果、退去義務となる。さらに、アリスに1年後に申請書を提出するまではひっそりと暮らすように言われて、キレてしまうサンバだったが、アリスも逆ギレし、サンバはアリスに親しみを感じ始める。一方アリスは“燃え尽き症候群”で会社をやめ、心の病を抱えていたが、明るいサンバと出会ったことで、少しずつ元気を取り戻していく……という展開。

 スマイルキラーとはシーさんのことだとつくづく思う。真っ白い歯とキラキラの瞳は、「なんとかしてあげなくちゃ」と女性に思わせ、この役にうってつけだ。サンバという陽気な名前を持つ男性と、不思議の国に迷い込んだ童話の主人公と同じアリスという名を持つ女性。支えを必要とする者同士で、次第に引かれ合っていく。だが、真面目で誠実な2人はフランス映画と思えぬほどシャイで、恋の行方にやきもきさせられる。一方で、背景には格差社会の実態があり、胸に深く突き刺さる。これが華やかなパリの陰にある一面なのだ。サンバの運命を見ていて思うのは、厳しい人生も前に進まなくては始まらないということと、人との出会いがいかに大切かということ。社会問題を盛り込みつつ、楽しい映画に仕上がっているのは、前作「最強のふたり」と雰囲気が似ている。さらにゲンズブールさんが演じるアリスのファッションは、女性には参考になりそう。「預言者」(09年)のタハール・ラヒムさんが、陽気過ぎる移民労働者を演じ、ドラマを盛り上げている。新宿武蔵野館(東京都新宿区)ほかで26日から公開。(キョーコ/フリーライター)

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