【動画まとめ】アニメ「寄生獣 セイの格率」 ミギーは2人1役? 声優・島崎信長、平野綾、花澤香菜からスペシャルメッセージ 作品紹介&特別映像も

「寄生獣 セイの格率」 ミギーは2人1役? 女子高生ビートボクサーが効果音

「寄生獣 セイの格率」平野綾&Rinka スペシャルコメント
 岩明均さんの人気マンガ「寄生獣」のテレビアニメ版「寄生獣 セイの格率」(日本テレビほか)で、主人公・新一と共生するパラサイト「ミギー」の効果音を、女子高生ヒューマンビートボクサーとして知られるRinkaさんが担当していることが関係者への取材で分かった。ミギーの声を担当している平野綾さんも「Rinkaちゃんのおかげで、ミギーがすごい迫力になっています!」と喜んでいる。 ヒューマンビートボックスは、口だけでさまざまな音を出すパフォーマンス。現在高校3年生のRinkaさんは、小学生のころからヒューマンビートボックスを始め、高校には一芸入試で合格して入学。2012年にはソフトバンクのテレビCMなどに出演し、13年には「HUMAN BEATBOX BATTLE JAPAN」の女性部門で優勝するなど、女子高生ヒューマンビートボクサーとして各方面で活躍している。 Rinkaさんが担当しているのは、ミギーが体を変化させたり、動かしたりするときの効果音。他のパラサイトには機械音を使っているが、番組関係者によると、人間の新一と「混じっている」ミギーならではの音として、「人間が出す音」の第一人者で、新一たちと同じ高校生でもあるRinkaさんの起用を決めたという。

アニメ「寄生獣 セイの格率」島崎信長、平野綾、花澤香菜からスペシャルメッセージ

アニメ「寄生獣 セイの格率」島崎信長、平野綾、花澤香菜からスペシャルメッセージ
 岩明均さんの人気マンガ「寄生獣」のテレビアニメ版「寄生獣 セイの格率」(日本テレビ、10月8日から放送)の会見が8月15日、東京都内で開かれ、主人公の泉新一役の島崎信長さん、新一に取り付いた寄生生物(パラサイト)のミギー役の平野綾さん、幼なじみの村野里美役の花澤香菜さんら出演声優が登場。ミギーの声を男性の声で読んでいたという平野さんは「原作が大好きなので何でミギーが自分なんだろうと思ったりもしましたが、自分なりのミギーを作っていけたら」と意気込みを語った。 「寄生獣」は、1989~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載。人間に寄生して恐ろしい力で人間を捕食するパラサイトの脅威に、パラサイトの「ミギー」が右手に寄生した高校生の新一が悩みながらも立ち向かう姿などを描いている。コミックスの累計発行部数が1100万部を突破するなど、90年代を代表する人気作となった。 会見ではアニメ版に付いたサブタイトル「セイの格率」の語源について、行為規則を表す哲学用語や「セイ」という言葉にさまざまな意味合いを持たせたと説明。また、新たなキャスト陣も発表。新一の中に人間以外の存在を感じ、徐々に新一に興味を抱くようになる君嶋加奈役を沢城みゆきさんが務めるほか、高い知能を持つパラサイトで、新一やミギーにも影響を与える田宮良子役を田中敦子さん、快楽殺人鬼の浦上役を吉野裕行さんが担当。安野希世乃さん、前田玲奈さんらも出演する。 88年に生まれたという島崎さんは「舞台が現代になって、メガネをかけていたりしますが、中身は変わっていないと原作ファンの方にも安心して見ていただけるはず。メガネは新一の成長を表現するギミック」とコメント。マネジャーから人生のバイブルだと言われてオーディションに臨んだという花澤さんは「役が決まってマネジャーとハイタッチしました」と笑顔を見せた。

テレビ試写室 「寄生獣 セイの格率」 スマホ時代の寄生獣

アニメ「寄生獣 セイの格率」特別映像!
 ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまでさまざまなジャンルのテレビ番組を、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は10月8日から毎週水曜深夜1時29分に放送されるアニメ「寄生獣 セイの格率」(日本テレビ)だ。 人間に寄生して脳を乗っ取り、人間を殺して食らう寄生生物「パラサイト」と人間たちの重厚なドラマを描き、累計1100万部を発行している岩明均さんの名作マンガがアニメ化された。アニメ版の「セイの格率」は、舞台を21世紀の現代に変更。ネットやスマホも登場し、より身近な世界が描かれている。 平凡な高校生の泉新一は、ある日パラサイトの襲撃を受け、右腕に寄生されてしまう。新一は、右腕と同化したパラサイト「ミギー」との考え方の違いや、真実を明かせないつらさに悩みながらも、パラサイトたちとの戦いに巻き込まれていく……。 原作は、高いテーマ性やドラマチックかつ無駄のない展開、ショッキングな描写の数々から1990年代を代表する名作といわれ、熱心なファンも多い作品だ。そんな中、今回のアニメ化にあたり、“メガネ男子”になった新一をはじめとしたキャラクターデザインなどがネット上で賛否両論の反響を呼んだ。 記者も「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載されていたころから毎月欠かさず原作を読み、完全版も含めて単行本をそろえ、あるキャラクターとの別れのシーンでは電車の中で涙を流したぐらいにはファンだと自認しているので、一抹の不安があったのは事実だ。しかし、いざ今回のアニメを見てみると、ちゃんと「寄生獣」だった。 ミギーをはじめとしたパラサイトたちの行動や言動、原作でキーポイントとなるせりふや伏線もちゃんと盛り込まれているし、序盤だけ味わえる新一とガールフレンド・里美の微妙な距離も感じ取れた。また、原作の過激な描写についても、キー局地上波のアニメとしては限界まで再現されているのではないだろうか。 原作を改めて読み返してみると、ネットもスマホもない80年代末~90年代初頭の「日常」が舞台ということで、スケバンや口ひげをはやした不良がいたり、学校同士のけんかがあったりする。ファンタジーものや歴史ものでは気にならないが、昔のトレンディードラマには感じるような微妙な「時代感」を感じてしまう。時代を超越した普遍的なテーマを扱っているからこそ、「今」映像化するにあたって、「今の日常」を舞台にしたということなのだろう。ミギーが社会を学習するのに、本や図鑑だけでなくネットやスマホまでフル活用していたのもうなずける。 声優陣には新一役の島崎信長さんをはじめ、原作が発表されたころに生まれた人気声優陣がそろっているのも興味深い。個人的には、平野綾さん演じるミギーに注目。まだ言葉もたどたどしい時期から、またたく間に学習して生き延びるための最適解を冷徹に新一に告げるシーンまで、パラサイトという種の不気味さに加え、どこかコミカルなミギーの性格も感じ取れた。11月29日(完結編は来年4月25日)に公開される実写映画版では、阿部サダヲさんがミギーを演じている。こちらにも注目したい。

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