俳優の佐藤健さんが9月23日、東京都内で行われた公開中の主演映画「るろうに剣心 伝説の最期編」(大友啓史監督)の舞台あいさつに登場。劇中で佐藤さん演じる緋村剣心の師匠・比古清十郎役を演じた福山雅治さんからのサプライズメッセージが読み上げられ、「僕の剣さばきが未熟で(佐藤)健君の目にけがをさせてしまった。健君からの温かいメールで救われました。優しいですね、健君は」というエピソードが明かされると、佐藤さんは「(福山さんに)本当に気を遣っていただいて。(福山さんは)悪くないのに、ごめん、とおっしゃってくださって。逆に僕が温かいメールをもらったんですよ」と明かした。 福山さんからのメッセージは長文で「師匠と弟子という関係での共演は今後二度とないんだろうなと柄にもなく寂しさを感じながら鑑賞しました」などと思いがつづられていた。佐藤さんは「まさかこんな長文を書いていただけるとは」と驚きの表情で、「各地で舞台あいさつしたときにいろんな方からサプライズでメッセージをいただくんですけど、ダントツで第1位の長さです。嬉しいですね」と喜びを語った。また同作については「他の作品とくらべても明らかに特別で、一生のうちで出会えるか出会えないかという作品になった」と語った。舞台あいさつには大友監督も登場した。 「るろうに剣心」は、和月伸宏さんのマンガが原作で、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられた剣心(佐藤さん)が、明治維新後“不殺(ころさず)”を誓った流浪人(るろうに)として、さまざまな敵と戦う中で新たな時代の生き方を模索していく……というストーリー。「伝説の最期編」は「京都大火編」に続く後編で、日本制圧を目指す新たな敵との戦いを壮大なスケールで描かれている。福山さんが演じる比古清十郎は、天涯孤独となった幼少期の剣心に剣術を教え、生きる道を説いた師匠で、作中では剣心の成長の鍵を握る重要な役割を担っている。
【映画興行成績】るろ剣完結編V2!
9月22日に発表された20、21日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、佐藤健さん主演の「るろうに剣心伝説の最期編」が約32万1000人を動員し2週連続で1位を獲得し、興収は約4億1900万円を記録した。累計では176万人を動員、興収は22億円を突破した。【映画紹介】「るろうに剣心 伝説の最期編」 ついに完結 成長した剣心が宿敵・志々雄との決戦に挑む
和月伸宏さんの人気マンガを実写化した佐藤健さんの主演映画「るろうに剣心」シリーズの完結編「るろうに剣心 伝説の最期編」(大友啓史監督)が9月13日に公開。映画は京都を舞台に主人公・緋村剣心の後継者として“影の人斬り役”を引き継いだ志々雄真実(ししお・まこと)らとの戦いを描いた2部作の後編で、福山雅治さん演じるかつての師匠・比古清十郎との再会を果たした剣心が、宿敵・志々雄に最後の戦いを挑む様子が描かれる。前編に続き、志々雄役に藤原竜也さん、神谷薫役に武井咲さん、四乃森蒼紫役に伊勢谷友介さんらが出演。 前編の「京都大火編」で志々雄(藤原さん)に連れ去られた薫(武井さん)を救うため海に飛び込んだ剣心は、疎遠になっていたかつての師匠・比古清十郎(福山さん)に助けられる。前回の死闘で志々雄一派の強さを思い知らされた剣心は、人里離れた山奥で隠居生活を送る清十郎に、飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の奥義の伝授を請う。清十郎は再会した剣心に欠けているものを見抜き、師として最後の教えを説く。強さに磨きをかけた剣心は、人を斬れない逆刃刀(さかばとう)を手に、平和な日本を取り戻すべく志々雄に最後の戦いを挑む……という展開。 剣心と清十郎の再開から幕が明ける今作は、前編では触れられなった両者の関係性や師弟愛を描きながらテンポよく物語が展開する。前編でも好評だった大迫力のアクションシーンは健在で、息のつけないスピード感あふれる戦闘シーンが、最新の映像技術で臨場感たっぷりに描かれる。実生活でも佐藤さんと事務所の先輩・後輩関係にあるという福山さんの清十郎がハマリ役で、言動はクールながらも命を懸けて教えを説く“ツンデレ”な師匠を好演している。青木崇高さん演じる相楽左之助や、滝藤賢一さん演じる佐渡島方治らのコミカルな演技が激しい戦闘シーンの合間に挿入されることで、重たい印象にならずに観客を飽きさせない。 明治政府率いる伊藤博文役を小澤征悦さんが演じ、歴史上に実在した人物と、非現実的で奇抜なビジュアルの志々雄らとの対比が絶妙なバランスを生み出した。清十郎が師として剣心に最後に伝えたかったこととはなんなのか、また伝説の暗殺者「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣心が、どのように侍の時代を終えるのかは注目だ。監督:大友啓史監督
出演:佐藤健、武井咲、青木崇高、伊勢谷友介、神木隆之介、福山雅治、江口洋介、藤原竜也、蒼井優 ほか
主題歌:ONE OK ROCK
佐藤健、「るろ剣」完結に感慨 「最後と思うと寂しい」 映画「るろうに剣心 伝説の最期編」初日舞台あいさつ 武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也が登場!
俳優の佐藤健さんが9月13日、東京都内で行われた主演映画「るろうに剣心 伝説の最期編」(大友啓史監督)の初日舞台あいさつに登場。佐藤さんは「役者人生の中で出会えるか出会えないんじゃないかの作品になった。スタッフ、キャストの努力の結晶を、本当の意味で“伝説”という形で残せたら」とタイトルにかけて紹介し、「この舞台あいさつで『るろう』に関する仕事は最後と思うと寂しいし、感慨深い」としみじみ語った。 舞台あいさつには、武井咲さん、伊勢谷友介さん、青木崇高さん、神木隆之介さん、江口洋介さん、藤原竜也さん、大友監督も出席した。佐藤さん演じる主人公・緋村剣心の敵役・瀬田宗次郎役を演じた神木さんは「僕自身、(前編の)『京都大火編』からすべて出し切ったので悔いはないと思っております。皆さんにとって伝説の名作になったくれたらいいなと思う」とあいさつ。神木さんのあいさつを見守っていた佐藤さんだったが、司会者から「神木さんの成長を感じましたか?」と聞かれると、「僕はどの立場ですか? 保護者じゃないから……」と苦笑し、「むしろ大先輩です。(神木さんの方が)芸歴が長いんじゃないですか。あっ、江口さんの次に」と話すと、伊勢谷さんも「一番腹黒いのは自分(神木さん)だよね。(芸歴が)長いもんね。ごめんね。急に入ってきて」とジョークを飛ばしながら“参戦”し、そんな佐藤さんや伊勢谷さんに神木さんは「全然うれしいです!」と応え、会場は笑いと女性ファンの黄色い歓声に包まれた。 「るろうに剣心」は、和月伸宏さんのマンガが原作で、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられた剣心(佐藤さん)が、明治維新後“不殺(ころさず)”を誓った流浪人(るろうに)として、さまざまな敵と戦う中で新たな時代の生き方を模索していく……というストーリー。「伝説の最期編」は「京都大火編」に続く新作の後編で、日本制圧を目指す新たな敵が待ち受ける京都を舞台に、壮大なスケールで描かれている。
映画「るろうに剣心 伝説の最期編」世界最速上映会 佐藤健、“師匠”福山雅治に「全力でぶつかっていけた」 原作者・和月伸宏からメッセージも
俳優の佐藤健さんが9月3日、東京都内で行われた主演映画「るろうに剣心 伝説の最期編」の先行上映イベントに登場。客席で「伝説の最期編」(9月13日公開)を集まったファンたちと一緒に鑑賞した佐藤さんは、上映後の舞台あいさつで感想を求められ「この中で僕が一番感動していると思います。このまま飲みにいって、この中にいる人、一人一人と顔を見て話したい」と充実した表情で語った。この日のイベントには佐藤さんのほか、ヒロイン役を演じている武井咲さん、青木崇高さん、大友啓史監督が出席。佐藤さんらは「京都大火編」上映後に舞台あいさつを行ったあと、客席に集まったファンたちと一緒に「伝説の最期編」を鑑賞した。武井さんはときおり声を詰まらせながら「なんて言うんだろう……すごかった」と感極まった様子で語った。イベントの最後には原作者の和月伸宏さんから「自信を持ってお勧めできる映画です」とメッセージが読み上げられる一幕もあり、佐藤さんは「剣心というキャラクターを生んでいただいて感謝しています」とコメントした。
佐藤健、“師匠”福山雅治に「全力でぶつかっていけた」
佐藤健さんが9月3日、主演映画「るろうに剣心 伝説の最期編」(9月13日公開)の先行上映イベントに登場。客席から観客と一緒に同作を鑑賞した佐藤さんは上映後の舞台あいさつで、演じた主人公・緋村剣心の師匠・比古清十郎役で出演した事務所の先輩の福山雅治さんについて触れ、「(福山さんは)どんなに速い球を投げても受け止めてくださる方。全力でぶつかっていけました」と共演した喜びを語った。 福山さんが演じる比古清十郎は、天涯孤独となった幼少期の剣心に剣術を教え、生きる道を説いた師匠。作中では剣心の成長の鍵を握る重要な役割を担っている。佐藤さんは「師匠の前でしか出てこない剣心、というのがあった。師匠の前でしか見せない剣心に演じていて気づきました」と充実した表情で振り返った。