【映画まとめ】2月24日、25日公開 映画紹介&予告編 「きょうのキラ君」「ラ・ラ・ランド」「デジモンアドベンチャー tri.第4章『喪失』」

「きょうのキラ君」中川大志&飯豊まりえの“カーテンの刑”に胸キュン必至

中川大志&飯豊まりえのラブラブシーン連発!女子高生がキュンキュン&号泣 映画「きょうのキラ君」予告編
 俳優の中川大志さん主演で人気少女マンガを実写化した映画「きょうのキラ君」(川村泰祐監督)が2月25日に公開される。中川さん演じる“キラ”こと吉良ゆいじと、飯豊まりえさん演じるヒロインの“ニノ”こと岡村ニノンが教室のカーテンの裏でキスする「カーテンの刑」のシーンが“胸キュン”と評判を呼んでいる。 「カーテンの刑」は、ニノが知らない男と仲よく話している姿を見たキラが「さっきの男って誰?」と言いながら、ニノの腕をつかんで教室のカーテンの裏に引き寄せてキスをするという場面。そのほか街中やニノの部屋などキスシーンが数多く登場する。 原作は、「近キョリ恋愛」「午前0時、キスしに来てよ」などで知られるみきもと凜さんが2011~14年に「別冊フレンド」(講談社)で連載した少女マンガ。コミックスは全9巻で230万部を突破している。他人と関わることが苦手な“ニノ”が、学校で誰もが憧れる人気者“キラ”のある秘密を知ったことで、2人の仲は急接近。人生で初めて恋に落ちるたニノは、重大な秘密を抱えたキラを笑顔にしようと、とまどいながらも同級生の矢部、キラの幼なじみ澪らとともに奮闘する……というストーリー。「L・DK」「海月姫」(共に14年)などマンガ原作を多く手がけてきた川村監督がメガホンをとり、ニノの父親役を安田顕さん、母親役を三浦理恵子さん、キラの父親役を岡田浩暉さん、同級生の矢部役を葉山奨之さん、キラの幼なじみの澪役を平祐奈さんが演じる。 大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」(11年)で阿須田家の長男を演じて注目を浴び、今作と4月15日公開の「ReLIFE リライフ」と主演作が立て続けに公開される中川さんと、ティーン誌のモデルとして活躍し、最近では「MARS~ただ、君を愛してる~」(16年)、今作とヒロイン役が続き、4月1日公開の「暗黒女子」ではダブル主演を務めた飯豊さんの10代の旬なキャストが高校生カップルを演じているだけあって、同世代の共感、胸キュン度はかなりハイレベル。目立たないヒロインが学校一の人気者と恋に落ちる、どちらかが家庭や身体的に秘密を抱えているなど“胸キュン”映画の王道の設定をちりばめているが、主役の2人のフレッシュさや素かもしれないと思える豊かな表情を見ていると、どんな年代でも“胸キュン”必至だ。同級生役の葉山さん、キラの幼なじみの平さんなどもそれぞれのキャラクターを好演している。胸キュン映画を楽しみにしている人は押さえておきたい1作だ。25日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開。(細田尚子/MANTAN)

「ラ・ラ・ランド」米アカデミー賞最多ノミネート 意表突く仕掛けが胸アツなミュージカル

映画「ラ・ラ・ランド」予告編
 映画「セッション」(2014年)のデイミアン・チャゼル監督の最新作「ラ・ラ・ランド」が2月24日から公開される。恋に落ちた男女2人が、それぞれの夢を追いかける姿を描き、歌、音楽、ダンス、ストーリー、すべてにおいてオリジナル、しかもミュージカル映画という野心作だ。主演のライアン・ゴズリングさんとヒロイン役のエマ・ストーンさんが歌い、踊る姿はもとより、予定調和ではない展開と意表を突く仕掛けに魅了される。27日(日本時間)に発表される第89回米アカデミー賞では最多13部門14ノミネートされている。 女優志望のミア(ストーンさん)は、ある日、場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ゴズリングさん)と出会う。セバスチャンには、自分の店を持ち、本格的なジャズを存分に演奏したいという夢があった。ほどなく2人は愛し合うようになり、支え合いながら夢の実現に向かって進んでいく。しかし、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことで、2人の思いはすれ違い……というストーリー。「セッション」の鬼教官役でアカデミー賞助演男優賞に輝いたJ.K.シモンズさんが、セバスチャンが働くバーの店長役で出演している。 現代の米ロサンゼルスを舞台にしたラブロマンスなのにどこか懐かしい。色彩や舞台美術、衣装の影響もあるだろう。街の夜景が一望できる丘でセバスチャンとミアがタップダンスを踊る場面は、ハリウッド黄金期のミュージカル映画を彷彿(ほうふつ)とさせ、コンクリートの地面をこする靴音が躍動感を増幅させる。プラネタリウムの場面では、ワイヤを使った斬新な演出で恋した際の高揚感を表現。さらに、ミアがオーディションで歌い上げるナンバーには、ミアの亡きおばへの思い、ひいてはチャゼル監督の世のアーティストたちすべてへの愛を感じた。その一方で、物語は理想と現実のギャップという厳しさも見せつける。それを痛感させられる“ある仕掛け”には意表を突かれ、胸が熱くなった。3カ月間に及ぶ猛特訓の末、代役なしでこなしたというゴズリングさんのピアノ演奏も必聴だ。24日からTOHOシネマズみゆき座(東京都千代田区)ほかで公開。(りんたいこ/フリーライター)

「デジモンアドベンチャー tri.第4章『喪失』」 空がモヤモヤ 激しいバトルも

劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー tri.」 第4章「喪失」告知PV #Digimon Adventure #Japanese Anime
 アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの新作「デジモンアドベンチャー tri.」の第4章「喪失」が2月25日、公開される。第4章は、武之内空とパートナーのピヨモンを中心としたストーリーで、空とこれまでの記憶を失ったピヨモンの関係が変化。成長した“選ばれし子どもたち”のモヤモヤした心の動きが丁寧に描かれている。また、激しいバトルシーンも健在だ。 同シリーズはバンダイの携帯液晶ゲーム機から生まれたアニメで、初代「デジモンアドベンチャー」は、小学生の八神太一らがデジタルワールドという世界に飛ばされ、奇妙な生物デジタルモンスターと冒険する姿が描かれた。「tri.」は初代の放送開始から15周年を記念して製作された続編で、全6章の新作として劇場上映される。00~01年に放送された「デジモンアドベンチャー02」の最後の戦いから3年後が舞台となり、太一たちが高校生となって登場する。 第4章は、空とピヨモンを中心としたストーリーで、空とピヨモンの関係が変化。ピヨモンが空に対して冷たい態度をとる場面もある。空の微妙な心の動きが丁寧に描かれていたり、太一と石田ヤマト、空の関係性にモヤモヤとするところもあったり、大人でも子どもでもない“選ばれし子どもたち”の成長した部分、あまり成長していない部分なども垣間見られる。 「tri.」は毎回、エンディングテーマも話題になるが、今回は歌手のAiMさんの「keep on」の「tri.」バージョンが採用された。テレビアニメ版でおなじみの楽曲ということもあり、ファンは熱くなるところもあるかもしれない。「tri.」も気がつけば第4章。残すところ第5、6章のみなので、少々寂しいが、まだまだ解決していない問題もたくさんあり、続きを楽しみに待ちたい。25日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開。(小西鉄兵/MANTAN)

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