女優の宮沢りえさんが11月15日、東京都内で行われた7年ぶりの主演映画「紙の月」(吉田大八監督)の初日舞台あいさつに登場。宮沢さんは「やっとこの日を迎えられてうれしい。人生が音楽だとすると、『紙の月』との出会いは貴重で大切な一小節」とあいさつ。吉田監督から宮沢さんへ感謝の手紙が読み上げられると宮沢さんは感涙。共演の池松壮亮さんから渡されたハンカチで涙をぬぐい「本当に忘れられない日になった。こういうのを感無量と言うんですかね」と語った。 「紙の月」は、直木賞作家・角田光代さんの小説が原作。夫と2人暮らしの平凡な主婦・梨花(宮沢さん)が、大学生の光太(池松さん)と不倫関係になり、契約社員として働く銀行の顧客の金に手を出してしまい、横領が次第にエスカレートしていく……というストーリー。 舞台あいさつには、宮沢さん、池松さん、大島優子さん、田辺誠一さん、近藤芳正さん、小林聡美さん、吉田監督が出席した。
大島優子、小悪魔風シースルードレスで登場! 映画「紙の月」レッドカーペット
元AKB48で女優の大島優子さんが11月2日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された映画「紙の月」(吉田大八監督、11月15日公開)の試写会に登場した。小悪魔風な銀行の窓口係を演じた大島さんは、セクシーなドレス姿で「小悪魔的な存在なので、シースルーできました」と笑顔で語った。 「紙の月」は、直木賞作家・角田光代さんの小説が原作。夫と2人暮らしの平凡な主婦・梨花(宮沢りえさん)が、大学生の光太(池松壮亮さん)と不倫関係になり、契約社員として働く銀行の顧客の金に手を出してしまい、横領が次第にエスカレートしていく……というストーリー。大島さんは銀行の窓口係の相川恵子役として出演している。 舞台あいさつには宮沢さんや池松さんらも登壇。大島さんは観客に向かって「みんな! 元気?」とアイドル風にあいさつをして「宮沢さんに『やれ』って言われたんです」と明かしていた。
宮沢りえ、大島優子にマイクパフォーマンス要望 映画「紙の月」試写会イベント(1)
女優の宮沢りえさんが11月2日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された主演映画「紙の月」(吉田大八監督、15日公開)の試写会に、大島優子さんや池松壮亮さんら共演者と登場した。 セクシーな黒のミニドレスで登場した大島さんは、開口一番に「みんな~元気~?」とアイドルスマイル全開で見事なマイクパフォーマンスを披露。「宮沢さんにやれと言われたんです」と明かし、「主人公を破滅へと加速させる役柄なので、今日は小悪魔的にシースルーできました」とニッコリ語り、会場を沸かしていた。
宮沢りえ、ラブホに興奮!?池松壮亮が暴露 映画「紙の月」試写会イベント(2)
女優の宮沢りえさんが11月2日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された主演映画「紙の月」(吉田大八監督、15日公開)の試写会に、池松壮亮さんら共演者と登場した。宮沢さん演じる主婦と不倫関係になる大学生を演じた池松さんは「ラブホテルのシーンで、宮沢さんがベッドで跳びはねていた」と暴露。宮沢さんは「ラブホテルって滅多に行かないじゃないですか……。デコレーションの素晴らしさに感動してワクワクしていた」と恥ずかしそうに話した。 また、宮沢さんは約7年ぶりの映画主演となった同作の撮影について「撮影前は緊張して不安でドキドキでしたが、惜しみなく演じさせていただきました」と自信を見せていた。
映画「紙の月」 宮沢りえが“堕ちていくヒロイン”を軽やかに演じる
女優の宮沢りえさんが7年ぶりに主演を務めた映画「紙の月」(吉田大八監督)が11月15日に公開される。直木賞作家の角田光代さんのベストセラー小説が原作で、「桐島、部活やめるってよ」(2012年)の吉田監督が映画化した。宮沢さんが“堕ちていくヒロイン”を軽やかに演じている。 1994年、銀行で契約社員として働く梨花(宮沢さん)は夫(田辺誠一さん)と平凡ながらも穏やかな日々を送っていた。以前、顧客の家を訪れた際に会った大学生の光太(池松壮亮さん)と町で再会した梨花は何かに導かれるように光太と逢瀬(おうせ)を重ねるようになる。ある日、外回りの帰りに立ち寄った百貨店で顧客からの預かり金のうちの1万円を手に付けたことから、金銭感覚は次第にまひしていき、横領がエスカレートしていく……というストーリー。 映画版は原作とは異なり、銀行を舞台の中心に据えることで梨花をはじめ人物同士の思惑が浮き彫りになる。梨花が書類を書き換えて横領を重ねていく様子がリアルかつスリリングに描かれ、ヒヤヒヤせずにはいられない。元AKB48の大島優子さんが演じる梨花の同僚・相川はその言動が梨花の内面に秘められた欲望をじわじわと引き出していく。大島さんの無邪気さの中にも“邪気”を感じさせる演技がハマり役。そして、梨花の横領に感づき、外側からじわじわと梨花を追い詰めていく事務員の隅(小林聡美さん)が最後に梨花と対決するシーンは静けさの中に鬼気迫るものがあり、スクリーンに引き込まれてしまった。 逃げ切ったその先に梨花が最後に見たものはなんだったのか……。宮沢さん演じる梨花は“堕ちていくヒロイン”ながらもどこか軽やかだ。「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」が歌う主題歌「Femme Fatale(ファム・ファタール=運命の女性の意)」は心地よいけだるさが漂い、見たあとは爽快感に包まれた。15日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国で公開。(堀池沙知子/毎日新聞デジタル)
宮沢りえ、7年ぶり主演に「出し切った」大島優子「緊張させ演じた」 映画「紙の月」完成会見
映画「紙の月」(吉田大八監督)の完成会見が8月21日、東京都内で行われ、主演の宮沢りえさんや、共演の大島優子さん、小林聡美さん、吉田監督、原作者の角田光代さんも出席した。 宮沢さん演じる主人公が務める銀行の同僚を演じた大島さんは「先輩方のお芝居を間近で見ることができた。繊細に監督に言われたことを受け止め、自分を緊張させながら演じました」と興奮気味に語った。 同作は、直木賞作家の角田さんのベストセラー小説を「桐島、部活やめるってよ」の吉田監督が映画化。夫と2人暮らしの平凡な主婦・梨花(宮沢さん)が、年下の大学生・光太と不倫関係になり、ふとしたことをきっかけに契約社員として働く銀行の顧客の金に手を出してしまう。梨花の金銭感覚は次第に麻痺(まひ)していき、横領がエスカレートしていく……というストーリー。映画は11月15日公開。