映画まとめ2月9、10日公開 映画紹介&予告編 「今夜、ロマンス劇場で」「マンハント」「犬猿」

「今夜、ロマンス劇場で」綾瀬はるかがモノクロ映画のお姫様に 坂口健太郎との切ない恋のファンタジー

綾瀬はるか、坂口健太郎に「一度だけ抱きしめて」 涙ながらに秘密も告白 映画「今夜、ロマンス劇場で」予告解禁

 女優の綾瀬はるかさん主演の映画「今夜、ロマンス劇場で」(武内英樹監督)が2月10日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほか全国で公開。綾瀬さん扮(ふん)する、モノクロ映画のヒロインと、坂口健太郎さん演じる現実世界の青年が恋に落ちるファンタジーロマンス。互いを思いながら、触れ合えない2人の恋模様は、ただただ切ない。

 映画監督を夢見る青年、牧野健司(坂口さん)は、なじみの映画館「ロマンス劇場」の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様、美雪(綾瀬さん)に一目ぼれ。毎日のようにその映画を見ていると、ある日、奇跡が起きる。映画の中の美雪が目の前に現れたのだ! 驚きつつも彼女を家に連れ帰る健司。同じ時間を過ごす中で、美雪もまた健司に引かれていく……というストーリー。本田翼さん、北村一輝さん、柄本明さん、加藤剛さんらも出演。主題歌「奇跡」を、歌手のシェネルさんが感動的に歌い上げている。

 かき氷を食べさせたり、食べさせてもらったり、健司が王子様のまね事をして美雪にバラの花一輪を差し出したりと、ほほ笑ましいシーンがふんだんに盛り込まれている。藤棚の下を2人で歩くシーンも幻想的で見とれてしまった。

 しかし、2人には決定的な障害があった。ある理由から、健司は美雪に触れることができないのだ。好きなのに触れられない、好きだからこそ触れられない。この歯がゆさといったらない。ガラス越しのキスなんて切な過ぎる!

 モノクロ映画から現実世界にやって来て、メークし、衣装を身に着けた美雪は、まるでオードリー・ヘプバーンのように愛らしい。だがその外見に似合わず、暴言を吐き、態度も横柄で、健司のことを「しもべ」とすら呼ぶ。そのギャップが、綾瀬さんが演じると、なんともチャーミングだ。そんな美雪を腰が引け気味に受け止める健司に、昭和男子風の坂口さんが、ぴったりとマッチした。

 「ローマの休日」(1953年)、「オズの魔法使」(39年)、「カイロの紫のバラ」(85年)、「ニュー・シネマ・パラダイス」(88年)、「また逢う日まで」(50年)、さらに、北村さんが演じるスター俳優が、日活の「ガイシリーズ」を彷彿(ほうふつ)させるなど、映画ファンの心をくすぐる趣向もたくさん盛り込まれていて楽しめる。さて、美雪と健司の恋の行方は? それは、ぜひ劇場で確認を。(りんたいこ/フリーライター)

「マンハント」ジョン・ウー監督が高倉健の主演作をリメーク 福山雅治の激しいアクションが新鮮!

福山雅治、体当たりアクションに華麗な太刀さばきも… ジョン・ウー監督「マンハント」予告編解禁

 「男たちの挽歌」シリーズや「M:I-2」などで知られる巨匠ジョン・ウー監督の最新作で、日本の福山雅治さんと中国のチャン・ハンユーさんがダブル主演した映画「マンハント」が、2月9日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開。高倉健さんの大ファンというウー監督が、1976年に高倉さんと中野良子さんの出演で映画化された西村寿行さんの小説「君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉(わた)れ」(徳間文庫)をリメーク。これまでの福山さんに本格アクションのイメージはあまりなかったが、今作ではチャンさんと共にガンアクションや日本刀を振り回すなど、芸術的な動きで俳優としての新境地を見せている。

 「君よ憤怒の河を渉れ」は中国で「追捕」というタイトルで公開され、ブームを巻き起こした。今作は当初「追補」という原題で製作が伝えられてきたが、邦題は英語のタイトル「マンハント」となった。国際弁護士ドゥ・チウ(杜秋、チャンさん)は、自身の送別パーティー後、突然、同僚女性殺害の容疑をかけられる。杜秋逮捕に全身全霊を傾けている敏腕警部の矢村聡(福山さん)は、杜秋を追いつめながら同時に殺人事件の状況証拠を怪しく思い、容疑そのものに疑問を持ち始める……というストーリー。韓国の人気女優ハ・ジウォンさんや、日本からも矢村の部下の新人刑事役で桜庭ななみさんほか國村隼さん、竹中直人さん、倉田保昭さんらベテラン勢や斎藤工さん、池内博之さん、田中圭さん、吉沢悠さんらが出演。ウー監督の娘アンジェルス・ウーさんも女殺し屋役で出演している。

 「ガリレオ」シリーズや「そして父になる」(2013年)などでの落ち着いた役が多かった福山さんが、今作では敏腕刑事役で、ほぼ全編にわたってアクションをしている姿が新鮮だ。剣さばきは「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」(14年)やNHK大河ドラマ「龍馬伝」でも見せたことがあったが、ここまで激しいのは初めてではないか。ほぼ全編大阪ロケだったというが、白い鳩が舞うウー監督おなじみのシーンの中で銃口を向けるシーンや川を水上バイクでチェイスする姿など手に汗握る場面の連続。

 ガンアクションでは、敵も味方もこれだけ弾を撃っているのに主人公たちには当たらないというアクション映画の“七不思議”はさておき、あの手この手で撃ちまくる銃撃戦には爽快感すら覚えた。基になった健さんの映画は東京・新宿駅付近を馬に乗って走り回るなど、もっととんでもない設定のシーンも多々あったが、今作では今の技術で撮影できるリアルなアクションを詰め込んだ。日中合作の枠に収まり切らない壮大なスケールの映画らしい映画だ。桜庭さんの新人刑事らしいピュアな表情にも注目。(細田尚子/MANTAN)

「犬猿」窪田正孝、新井浩文、ニッチェ江上、筧美和子…正反対の性格の兄弟・姉妹の愛憎劇

窪田正孝、新井浩文と“気まずい再会” 筧美和子、ニッチェ江上ら出演映画「犬猿」予告編

 映画「ヒメアノ~ル」(2016年)の吉田恵輔監督が正反対の性格の兄弟・姉妹をテーマに描いたオリジナル作「犬猿」が、2月10日からテアトル新宿(東京都新宿区)ほかで公開。窪田正孝さん、新井浩文さん、お笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子さん、筧美和子さんらが出演。相性の悪いきょうだいの複雑な感情と関係を、激しいけんかも交えて笑いと涙の愛憎劇として描き出している。

 コツコツと真面目に印刷会社で働く金山和成(窪田さん)は、刑務所帰りの兄・卓司(新井さん)の横暴に頭を抱えていた。印刷所を営む幾野由利亜(江上さん)は、父親の介護をこなし、仕事もできる頭のいい女性で、芸能活動をしながら仕事の手伝いをする妹真子(筧さん)にイライラしていた。由利亜は仕事で取引のある和成に好意を持っていたが、いつの間にか和成と真子が付き合っていたことを知り、嫉妬の炎を燃やす……というストーリー。「デメキン」(17年)に主演するなど次世代ブレーク俳優として注目されている健太郎さん、「リベンジgirl」(17年)の竹内愛紗さんが、パロディーのような劇中劇に出演している。

 絶妙なキャスティングが楽しい。兄弟・姉妹が顔を合わせるシーンでは、お互いの思いが絡まって生まれる緊張感が微妙な表情や空気感に表れて笑わせてくれる。江上さんと筧さんのしっかり者の姉とおバカな妹は、女性同士だからこそのコンプレックスをお互いが抱え、恋愛が絡み、敵対心がさらにエスカレートするところが見ものだ。

 気が弱く真面目な弟を演じている窪田さんは、兄へのいら立ちを少しずつ増幅させていくところを絶妙に演じ、新井さんは、スクリーン狭しと大暴れする狂気と純粋さの確かな芝居で魅了する。似つかない兄弟・姉妹の根っこの部分、子供の頃からのつながりもしっかりと描かれている。嫉妬と愛情が渦巻く4人の関係の変化から目が離せない。

 吉田監督が、若いころの藤山直美さんをイメージしながら江上さんありきで脚本を書いたというだけあり、江上さんが見事なコメディエンヌぶりを発揮している。主題歌は、結成20周年のロックバンド「ACIDMAN」の「空白の鳥」。(キョーコ/フリーライター)

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