【動画】アニメ「サイボーグ009VSデビルマン」特報 新作アニメで対決 コラボ作品10月上映 #Cyborg 009 vs. Devilman #Japanese Anime
石ノ森章太郎さんの名作マンガ「サイボーグ009」と、永井豪さんの名作マンガ「デビルマン」がコラボレーションした新作アニメ「サイボーグ009VSデビルマン」(川越淳監督)が製作されていることが6月19日、明らかになった。今春、「サイボーグ009」の新作アニメと、「デビルマン」の新作アニメがそれぞれイベント上映されると報じられていたが、今回、コラボ作品であることが明らかにされた。映画館で10月に2週間限定で上映される。
さらに「サイボーグ009」の島村ジョーとデビルマンが中央に配され、右上に「生き残るのは誰だ」というキャッチコピーがデザインされたメインビジュアルと、両者の戦いが収められた約30秒の特報映像も公開された。監督は、「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(サイボーグソルジャー)」の川越さんが担当し、「ガールズ&パンツァー」「鋼鉄神ジーグ」などのアニメ制作会社「アクタス」が制作する。
「サイボーグ009」は、石ノ森さんの人気マンガで、悪の組織ブラックゴースト団によってサイボーグにされた島村ジョーら9人の戦士が、ギルモア博士とともに正義のために戦う物語。1964年に「週刊少年キング」(少年画報社)で連載が始まり、「週刊少年サンデー」(小学館)や「月刊少年ジャンプ」(集英社)など約22年にわたって連載され、複数回にわたりテレビアニメ化もされた。
「デビルマン」は、永井さんの代表作の一つで、悪魔の力を手に入れた不動明の活躍を描いた作品。72~73年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載され、コミックスの累計発行部数は1000万部を誇っている。連載開始と同年にテレビアニメが放送されて人気を集めたほか、実写映画化もされた。
永井さんは「石ノ森先生のアシスタントをしていた時代に、私は『サイボーグ009』の背景を描いていた」といい、「私の“デビルマン”と“009”が戦い合うというアニメ企画が持ち込まれた。『キャラが水と油なのでは?』と、当初私は危惧したが、出来上がりを見てビックリ!! ややセンチメンタルでシックな“009”と、クール&ドライ&ハードな“デビルマン”が、それぞれのムードや持ち味を壊さず、思う存分ぶつかり合い、見事な調和を見せるアニメになっていた」とコメントしている。