BS11の報道番組「ウイークリーニュースONZE」のビジネス情報コーナー「BizBuz」では、「プラス・ワン！でウォームビズ」と題して、冬場に暖かい服装で省エネルギーに取り組む運動「ウオームビズ」を取り上げた。

「ウオームビズ」は、室内の暖房温度を20度程度に抑えても、快適に過ごせるような服装をする取り組みで、環境省が2005年から提唱しており、10年に行われた調査によると、「ウオームビズ知っている」が86.5％と認知度も上がっている。今年は、さらに「ウォームビズ・プラスワン」というテーマを掲げ、従来の取り組みに更にもう一つ、

楽しく、温かく、快適に過ごすためのアイディアをプラスした展開を提唱している。

日本アパレル・ファッション産業協会は、ウォームビズと連動して「KOROMOGAEコロモガエ」というキャンペーンを全国の大手百貨店で展開している。インナーで厚着をするのではなく、スーツにベストを加えた３ピーススーツやツイードなど暖かい素材を使用したジャケット、ストールを足すなど、おしゃれとウオームビズを両立したスタイルを提案している。米アパレルブランド「トミーヒルフィガー」は、ウォームビズファッションをアドバイスするイベントを開き、バブル期に流行したプロデュ―サー巻きを提案。結んだあとの袖の長さを変えてルーズ感を出し、袖口を裏返して立体感を出す形で、復活の兆しを見せているという。