【動画】水上恒司、安田顕の顔の“シワ”に俳優として憧れ 「人生を感じられるような顔になりたい」 「連続ドラマW 怪物」完成報告会
俳優の水上恒司さんが6月25日、東京都内で行われたWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 怪物」の完成報告会に、ダブル主演を務めた安田顕さんと登場。安田さんの印象を聞かれた水上さんは、「安田さんのいわゆるシワというものが、今作でも不気味さにもつながっているし悲しみにもつながっている」と語り、「僕の偏った価値観ですが、画面やスクリーンにバーンと出てくる顔が、僕は早くシワとかが人生を感じられるような顔になりたい」とリスペクトの思いを明かした。
安田さんが、「シワって言った瞬間にバシャバシャって(カメラのフラッシュがたかれた)」と言って笑うと、水上さんは「最後まで聞いてください」と安田さんを制しつつ、「シワは自分でつまんで作れるものじゃない。『笑ってきたんだろうな』『怒ってきたんだろうな』とか、そういう何かを感じさせる役者になりたいなと。(安田さんは)そこを見事に体現されている役者さん」とシワに込めた自身の憧れと安田さんへの敬意を熱く語った。
水上さんの発言を聞き終えた安田さんは、「うれしい。ありがとう。最後まで話を聞いてよかった。要するに人生の年輪を私から感じることができたという話ですもんね」と喜んでいた。
ドラマは、韓国の人気サスペンスドラマ「怪物」をリメイク。オリジナルのドラマは、「梨泰院クラス」や「財閥系の末息子」など数多くの作品を制作してきた韓国大手スタジオSLLが制作し、2021年にJTBCで放送。韓国で最も権威あるアワード「百想芸術大賞」で、同年の作品賞、脚本賞、男性最優秀演技賞の3冠を達成した。
羽多野町に住む女子大生の富樫琴音(糸瀬七葉さん)が、自宅の庭に指の第1関節だけ残して失踪するという事件が発生。未解決のまま25年が過ぎる。琴音の双子の兄である富樫浩之(安田さん)は警察官になり、羽多野署生活安全課に勤務。そこにキャリア警察官の八代真人(水上さん)が異動してくる。気の合わない2人だが、課長の森平(光石さん)の命令でペアを組むことに。そしてパトロール中に通報を受け認知症の老人の捜索へ行くのだが……と展開する。
「連続ドラマW 怪物」は7月6日スタート。日曜午後10時からWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送・配信。全10話で第1話は無料放送。