俳優の東出昌大さんと元日に結婚した女優の杏さんが1月16日、東京都内で行われた映画「エクソダス：神と王」（30日公開）の公開記念ファッションショーに登場。杏さんは、背中が大きく開いた純白のドレスで登場すると、司会者からの「ご結婚おめでとうございます」との祝福の言葉に「ありがとうございます」とにっこり。今回、日本語吹き替え版で声を演じたモーゼの妻・ツィポラについては「ちゃんと信じて夫の帰りを待っていて。妻から母になっていって、家族を守るようにもなって、どんどん強くなる。私も参考にしたいです」と語った。

　映画は、「グラディエーター」のリドリー・スコット監督の最新作で、「モーゼの奇跡」の数々を最新VFXと3D技術を駆使して描いたスペクタクルアドベンチャー。紀元前1300年、栄華を誇るエジプトの王家で養子として育てられたモーゼは、数奇な運命に操られ、兄弟同然に育てられたエジプトの王ラムセスに反旗を翻し、たった1人で40万のヘブライの民を救うため“約束の地”を求める長い旅の途につく……というストーリー。モーゼ役はクリスチャン・ベールさん、ツィポラ役はマリア・バルベルデさんが演じている。

　同作で、吹き替えに初挑戦した杏さんは「最初は勝手がわからず、台本の読み方から始めた。本番は、ドキドキしながらも気持ち優先でやらさせていただいた」と収録を振り返ると、印象に残っているシーンに「結婚式のシーン」を挙げ、「夫婦で声を合わせなくてはないけなくて、思い出深いシーンです」と語った。自身のハリウッド進出については「いつかいい話があれば。憧れはあります」と気持ちを明かした。