人気ロックバンド「X　JAPAN」のメンバーが5月20日、東京・お台場のアトラクション施設「マダム・タッソー東京」に集合し、1年9カ月ぶりに全員そろった姿を報道陣の前に披露した。メンバーの等身大フィギュアも一緒に公開されたが、Toshlさんのフィギュアだけはスケジュールの都合で制作が遅れこの日のお披露目に間に合わなかった。

　等身大フィギュアの制作費は1体につき約2100万円。この日は新たに制作されたSUGIZOさん、PATAさん、HEATHさんと、既に11年に制作・公開されているYOSHIKIさんのものも含め4体が登場。Toshlさんによると、自分のフィギュアの制作が遅れた理由について「YOSHIKIから連絡あったけれどその時は忙しくてできなかった」とまだ採寸もできていないことを明らかにした。公開時期は未定。

　同バンドのメンバーがそろって会見に登場するのは11年8月以来で、YOSHIKIさんは「似ていますね。動き出しそう」とうれしそうな様子で「再結成してから、アルバムを出していない。人形を出す前にアルバムを出せよ！」と自分にツッコミを入れていた。SUGIZOさんはフィギュアを前に「すごく光栄。技術に感動しました」と喜び、PATAさんは「あんまり一緒に飲みに行きたくない。胸毛も再現されている」と話した。また、YOSHIKIさんは「Toshl的にはオレが2人いたらイヤでしょう？」と話すと、Toshlさんは「イヤですね」と苦笑していた。

　同施設は、スター本人公認の等身大フィギュア約60体を展示。来場者はスターのフィギュアに触れたり、記念写真を楽しめる。15日にはタレントの黒柳徹子さんが公開され、話題となった。（毎日新聞デジタル）