【動画】綾野剛「自分のことを認めることも大事かな」 男優主演賞「第69回毎日映画コンクール」表彰式 #Go Ayano #Mainichi Film Awards
俳優の綾野剛さんが「第69回毎日映画コンクール」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の男優主演賞を受賞し、2月10日にミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市幸区)で行われた表彰式に出席。「そこのみにて光輝く」で受賞した綾野さんは、「非常にうれしいです。改めてスタッフとキャストのみなさんに感謝」と喜びつつ、「どこかで敗北感がある。このままだとこの作品に敗北するというか。『そこのみにて光輝く』がよかったね、とずっと言われ続けるのは違うと思うので、敗北しないようにまい進していきたい」と顔を引き締めた。
同作で「第88回キネマ旬報ベスト・テン」「第36回ヨコハマ映画祭」などの主演男優賞も受賞している綾野さんは、「こういう賞をいただくんですが、毎回毎回疑っていて。でも、少しずつ自分のことを認めることも大事かなって」というコメントも。今回の役作りについては、あえて自堕落な生活を送っていたといい、「深夜までお酒を飲んで現場入りしていました。ストーリーの順番通り撮っていたわけではないので、むくんだ顔を戻すために走ったり筋トレをしたり、汗を流していましたね」と苦労を明かした。
表彰式には、女優主演賞の安藤サクラさん、男優助演賞の伊藤英明さん、女優助演賞の池脇千鶴さん、スポニチグランプリ新人賞の登坂広臣さんと小松菜奈さん、田中絹代賞の鈴木京香さんも出席。
◇主な受賞者は以下の通り。(敬称略)
日本映画大賞:「私の男」(熊切和嘉監督)▽日本映画優秀賞:「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)▽外国映画ベストワン賞:「6才のボクが、大人になるまで。」(リチャード・リンクレイター監督)▽監督賞:呉美保(「そこのみにて光輝く」)▽脚本賞:安藤桃子(「0.5ミリ」)▽男優主演賞:綾野剛(「そこのみにて光輝く」)▽女優主演賞:安藤サクラ(「0.5ミリ」)▽男優助演賞:伊藤英明(「WOOD JOB!(ウッジョブ!)~神去なあなあ日常~」)▽女優助演賞:池脇千鶴(「そこのみにて光輝く」)▽スポニチグランプリ新人賞:登坂広臣(「ホットロード」)、小松菜奈(「渇き。」)▽田中絹代賞:鈴木京香▽アニメーション映画賞:「ジョバンニの島」(西久保瑞穂監督)▽特別賞:野上照代(元黒澤映画助手)