【動画】吉川晃司、主演時代劇で“全編無言”の難役に挑戦 「連続ドラマW 黒書院の六兵衛」特報
歌手の吉川晃司さんが、7月に放送されるWOWOWのドラマ「連続ドラマW 黒書院の六兵衛」で主演を務めることが3月26日、明らかになった。WOWOWのドラマに初出演、初主演の吉川さんは「連続ドラマWは良質なもの作りをしているイメージで楽しみにしていましたが、実際やってみると結構コキ使われんだなって思いました(笑い)。今回主演を務めますが、普段の音楽活動においてもフロントマンとしてトータルプロデュースをする⽴場と考えれば、役回りに大きな違いはないし、むしろ余計な力を入れすぎないように心がけています」と意気込みを語っている。
ドラマは、人気作家の浅田次郎さんの同名小説(文春文庫)が原作。“江戸城無血開城”をベースに、時代の波に取り残されそうになりながらも、自らの信義を通し一切口を利かぬまま、江戸城内に居座り続ける将軍直属の御書院番士・的矢六兵衛(吉川さん)と、官軍側に付いた尾張藩からつかわされ、六兵衛の排除を命じられた下級藩士・加倉井隼人との交流を描く。加倉井は上地雄輔さんが演じる。映画「神様はバリにいる」「ボックス!」の李闘士男さんが監督、連続ドラマ「新参者」などの牧野圭祐さんが脚本を担当。六兵衛役の吉川さんは“全編無言”で、加倉井役の上地さんは“2人分”の膨大なせりふ量に挑戦するという。
同日、特報映像も公開された。特報では、六兵衛(吉川さん)が正座のまま、押し黙る姿や、城内に検分に⼊った加倉井が六兵衛を発見する姿などが収められている。ドラマは7月スタートで全6話。第1話は無料放送。