【動画】柄本佑、16年ぶり「日本映画批評家大賞」受賞 主演男優賞に「光栄です」「第28回日本映画批評家大賞」授賞式
俳優の柄本佑さんが「第28回日本映画批評家大賞」の主演男優賞を受賞し、5月30日に東京都内で開かれた授賞式に出席した。2003年に、同賞の新人賞を受賞した柄本さんは、「今回は主演男優賞という賞をいただいて光栄です」と喜んだ。
柄本さんは映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」で主人公の雑誌編集者を演じており、「雑誌の編集長、末井昭さんの半生を描いた作品で、多少は女性の裸のシーンも出てきます。末井さんは自主規制なく、雑誌の編集をしていたので、その精神は映画が継がないといけない。この作品では、こちら(製作)側が自主規制しないで作ってやると、現場に並々ならない勢いがあったと思います。非常に悪い顔をしながらたくらんで作った作品です」と振り返り、「そんな作品で、ここに立っていられるのがうれしい」と語った。
「日本映画批評家大賞」は、故・水野晴郎さんを発起人として1991年にスタートした映画評論家が選ぶ映画賞。
◇主な受賞者は以下の通り(敬称略)。
作品賞:「焼肉ドラゴン」▽監督賞:白石和彌「孤狼の血」▽主演男優賞:柄本佑「素敵なダイナマイトスキャンダル」▽主演女優賞:石橋静河「きみの鳥はうたえる」▽助演男優賞:寛一郎「菊とギロチン」▽助演女優賞:友近「嘘八百」▽新人男優賞(南俊子賞):佐野勇斗「ちはやふる-結び-」、濱津隆之「カメラを止めるな!」▽新人女優賞(小森和子賞):南沙良「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」、 平手友梨奈「響-HIBIKI-」▽アニメーション作品賞:「若おかみは小学生!」