【動画】アンセル・エルゴートが流ちょうな日本語披露 伊藤英明と「馬が合った。裸の付き合い」 「TOKYO VICE」完成披露試写会イベント
俳優の伊藤英明さんが4月5日、東京都内で行われたWOWOW初のハリウッド共同制作ドラマシリーズ「TOKYO VICE」の完成披露試写会にサプライズゲストとして登場した。同作で共演した、主演を務めるハリウッド俳優のアンセル・エルゴートさんの役作りについて、「アンセムは素晴らしくてすごく勉強熱心。役のためなら何でもやって。積極的に文化や歴史を学んだり神社に行ったりしていた」と伊藤さん。「その東京の生活を大事にして役に反映させている姿を見て刺激を受けた。役になりきるとはこういうことだと改めて教えてもらった」と絶賛していた。
本作は、日本の全国紙初の外国人記者として、東京のアンダーグラウンドを駆け巡った、ジェイク・エーデルスタインさんの著書「トウキョウ・バイス アメリカ人記者の警察回り体験記」を基にしたフィクションドラマ。日本の大手新聞社に就職した米国人記者が、警察担当として、東京の裏社会に接しながらスキャンダルをつかんでいく姿を描く。「ヒート」(1995年)、「コラテラル」(2004年)などのマイケル・マン監督がエグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、第1話の監督も手掛ける。
イベントには、アンセルさん、J.T.ロジャースさん、アラン・プールさん、ジョン・レッシャーさんも出席。本作での共演を機に親交を深めた伊藤さんの印象を聞かれたアンセルさんは、「とても優しくて素晴らしい方。英明さんとは本当に馬が合いました。毎日のようにサウナに入って文字通り裸の付き合いをしました」と流ちょうな日本語でコメント。
聞いていた伊藤さんも、「お正月、うちに来てくださって一緒におせちを食べて、うちの父にもお酌をしてくれました。その父はアンセムのこの間の『ウエスト・サイド・ストーリー』(スティーブン・スピルバーグ監督)を見に行って、感動して泣いていました」と明かし、仲の良さをうかがわせていた。
ドラマは7日午後6時にWOWOWオンデマンドで日米同時配信されるほか、24日からWOWOWで毎週木曜午後10時に放送。全8話。