【動画】小雪、12年ぶり主演 盲ろうの大学教授と母の実話を基にした感動作 映画「桜色の風が咲く」本予告
女優の小雪さんが主演を務める映画「桜色の風が咲く」が11月4日に公開されることになり、映画の本予告編が9月15日、公開された。小雪さんにとって約12年ぶりの主演作となる。
映画は、9歳で失明、18歳で聴力を失いながらも世界で初めて盲ろう者の大学教授となり、東京大学の教授として教べんをとっている福島智(ふくしまさとし)さんの幼少期から大学受験までの姿を描いた作品。小雪さんは、福島智の母・令子を演じる。智役は気鋭の若手俳優・田中偉登(たなかたけと)さん、夫・正美役は吉沢悠さん。そのほか、リリー・フランキーさんや朝倉あきさんらも出演する。
教師の夫、3人の息子とともに関西の町で暮らす令子。末っ子の智は幼少時に視力を失いながらも、家族の愛に包まれて天真らんまんに育つ。やがて令子の心配をよそに東京の盲学校で高校生活を謳歌(おうか)。だが18歳のときに聴力も失う……。暗闇と無音の宇宙空間に放り出されたような孤独にある息子に立ち上がるきっかけを与えたのは、令子が彼との日常から見いだした“指点字”という新たなコミュニケーションの手段だった。勇気をもって困難を乗り越えていく母子の行く手には、希望に満ちた未来が広がっていく……というストーリー。