俳優の池松壮亮さんが9月24日、東京都内で行われた「第43回ぴあフィルムフェスティバル（PFF）」コンペティション部門「PFFアワード2021」表彰式に最終審査員として登場。グランプリを受賞した「ばちらぬん」の東盛あいか監督に賞状を贈呈した。

　PFFアワードは、映画監督への登竜門として、これまでに森田芳光監督、黒沢清監督、園子温監督、塚本晋也監督、矢口史監督、荻上直子監督らを輩出した。今年は489本の応募があり、18作品が入選。最終審査員は池松さんのほか、今泉力哉監督、岨手由貴子監督、作家の柴崎友香さん、脚本家の高田亮さんが務めた。

　準グランプリは「グッバイ！」の中塚風花監督、審査員特別賞は「Journey of the 母性の目覚め」の岡田詩歌監督、「転回」の岩崎敢志監督、「豚とふたりのコインランドリー」の蘇鈺淳監督が受賞した。