女優の井上真央さんの主演映画「大コメ騒動」（本木克英監督、1月8日公開）で、出演する中尾暢樹さん、工藤遥さん、吉本実憂さんコメント映像が1月7日、公開された。併せて、大正時代の衣装に身を包んだ姿を切り取った3人のキャラクター写真も公開された。

　劇中で、中尾さんは富山の騒動の真実を記事にするため大阪から来た若手新聞記者・一ノ瀬実、工藤さんは裕福な家柄で私塾の先生・池田雪、吉本さんは主人公・いと（井上さん）ら労働者を束ねている親分の愛人・ヒサを演じた。

　「大コメ騒動」は、102年前に富山で起こった「米騒動」で活躍した女性たちにスポットを当てた“大痛快”エンターテインメント。1918（大正7）年8月、富山の海岸に住むおかか（女房）たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。夫や育ち盛りの子供たちにコメを食べさせたくても高くて買えずに困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗し、リーダーのおばばが逮捕されてしまう。コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を迎えたおかかたちはついに行動に出る……というストーリー。