【動画】尾野真千子、高良健吾に“親へのハグ”を宿題に 映画「きみはいい子」プレミア試写会2 #Machiko Ono #You Are a Good Kid
女優の尾野真千子さんと俳優の高良健吾さんが6月7日、東京都内で行われた映画「きみはいい子」(呉美保監督、27日公開)プレミア試写会に登場した。
映画は、中脇初枝さんの坪田譲治文学賞を受賞した同名小説が原作で、2014年の「そこのみにて光り輝く」でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞をはじめ、キネマ旬報ベストテン監督賞などを受賞した呉監督初の群像劇。まじめだが優柔不断で、肝心なところで一歩を踏み出すことができない新米小学校教師・岡野(高良さん)、自分の娘に手をあげ、自身も親に暴力を振るわれていた過去をもつ雅美(尾野さん)、認知症の初期症状が出始めた独居老人(喜多道枝さん)。悩みや問題を抱えて生きる彼らが、人と人とのつながりに光を見いだし、小さな一歩を踏み出すさまが描かれている。
同映画のキャッチコピー「抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって。」にちなんで、最近のハグの経験について語った。尾野さんは「奈良の実家に帰ったときには『またね』と母親とは何年もハグしています。ここ1年くらい父親とも、ハグしています。急にきました。寂しいんですかね?」と明かし、「俺も親にしてみよう……」と同調した高良さんには「やってみな。宿題ね!」と返して、会場の笑いを誘った。