【動画】水野美紀、柴咲コウ主演ドラマで“虐待母”役に 「連続ドラマW 坂の途中の家」予告編が公開
女優の水野美紀さんが、柴咲コウさんが主演を務めるWOWOWの「連続ドラマW 坂の途中の家」に出演することが1月23日、分かった。水野さんは生後8カ月の我が子を虐待死させてしまう、被告の安藤水穂を演じる。
また、田辺誠一さんが柴咲さん演じる山咲里沙子を心配する夫・陽一郎役、風吹ジュンさんと光石研さんが里沙子の義理の父母となる里子役と和彦、高畑淳子さんが里沙子の実の母親・三沢富路子、伊藤歩さんが裁判員に選ばれた出版社の編集長・芳賀六実、眞島秀和さんが水穂の夫・寿士、倍賞美津子さんが水穂の義母を演じる。さらに桜井ユキさん、松澤匠さん、西田尚美さん、佐藤めぐみさん、滝沢沙織さん、利重剛さん、酒井美紀さんも出演する。
ドラマは、直木賞作家の角田光代さんの小説「坂の途中の家」(朝日文庫)が原作で、我が子を虐待死させた女性の裁判に補充裁判員として参加することになった専業主婦の姿を描いたヒューマンサスペンス。山咲里沙子(柴咲さん)は、3歳の娘・文香と夫と3人で平穏な日々を送っていた。あるとき、裁判所から刑事事件の裁判員候補者に選ばれたという通知が届く。対象となる事件は、里沙子と同じ年ごろの専業主婦の安藤水穂(水野さん)が、生後8カ月の娘を浴槽に落として虐待死させたという衝撃的な事件だった。
裁判員の誰かが急病などで欠席せざるを得ないとき、代わりに裁判員を務める「補充裁判員」に選ばれた里沙子は、同じ子供を持つ母として、我が子を殺した水穂に嫌悪感を抱くが、裁判の開廷後、徐々に水穂の境遇に自らの記憶を重ねていく。家庭という密室で、夫婦、親子の間で交わされた言葉は、時に刃物のように突き刺さることがある。里沙子はやがて自身の心に眠っていた混沌(こんとん)とした感情に惑わされ……というストーリー。
併せて、ドラマの予告編が解禁された。予告編には、水野さんが子どもを虐待する衝撃的なシーンや、柴咲さんの「もしかして、被告は犠牲者だったのかも……」といったコメントなどが収められている。
また、初回が4月27日午後10時から、WOWOWプライムで放送されることも発表された。全6話で、初回は無料放送。