女優の広末涼子さんが、4月8日から配信される高知県をPRするウェブ動画で人生初の“ちゃぶ台返し”に挑戦していることが同日、明らかになった。高知県地産外商公社が展開している高知県をPRする「高知家」キャンペーンの一環で、2013年からスタートし、今年で3年目。動画内で広末さんは、広末さんに頼り切りの高知県民3人にお願いされているうちにちゃぶ台をひっくり返して怒り出してしまう役を演じている。

　広末さんが出演しているのは「高知家」キャンペーンのウェブ動画「高知家 ALLSTARS 『募集』」編。「高知家」の娘役で出演している広末さんは、スーツ姿の高知県民3人とちゃぶ台を挟んで対峙（たいじ）。高知県民が「高知家のために力を貸してほしい」と依頼すると、それを聞いた広末さんがちゃぶ台をひっくり返しながら「高知家はいっつまでも私に頼って……いいかげんにしぃや！」と一喝。ちゃぶ台を返した後、高知家の家族は一人一人がスターであることを優しく諭す……という内容になっている。

　「高知家」キャンペーンは13年に「高知県は、ひとつの大家族やき。」を宣言してスタートし、14年は「物産」「観光」「移住」などを目的に展開。3年目となる今回は、「高知家の家族は、みんなぁがスターやき。高知家 ALL STARS」をスローガンに掲げ、高知に縁のあるすべての人を対象に“スター”となる人材を募集。スター名を決めて募集した応募者は高知家サイトに登録・公開され、CMやポスター出演などが予定されている。

　ちゃぶ台をひっくり返す120秒のウェブ動画のほか、広末さんが「みんなぁのまわりにスターはおらんかえ？」と呼びかける15秒のテレビCMもあり、高知県エリアで放送されるほか、首都圏の東急線車内ビジョンでも流される。