【動画】SEKAI NO OWARI「図鑑」が主題歌に 映画「不思議の国でアリスと」本予告映像
ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」を日本で初めて劇場版アニメ化する「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」で、バンド「SEKAI NO OWARI」が主題歌「図鑑」を担当することが分かった。書き下ろし楽曲で、メンバーのSaoriさんは「どうして自分はうまくできないのだろうと悩みもがく日々が、少し可愛く思える曲になったらいいな、と思っています」とコメントを寄せている。
本予告がYouTubeで公開され、主題歌がお披露目された。本予告は、何者にもなれずに立ち止まっていた大学生・りせが、亡き祖母の遺(のこ)した一通の招待状に導かれ、不思議の国へと飛び込んでいく様子が描かれている。不思議の国は“ふつうじゃない”が当たり前の世界で、せかせかとせかす白ウサギ、ひょうひょうとしたマッドハッター、自由すぎる三月ウサギ、ミステリアスなチェシャ猫など個性豊かな住人たちが次々と登場。「常識なんて大迷惑」「真面目にやれば良いと思ったら大間違い!」「優しさってどういうもの?」といったユニークなキャラクターたちの言葉に振り回されながらも、りせは自分の本音と向き合い、少しずつ前に進み始める。りせは、アリスと一緒に“好きと自分”を探す冒険を繰り広げることになる。
“ふつうじゃない”住人たちを演じる追加キャストとして、木村昴さん、村瀬歩さん、小野友樹さん、花江夏樹さんが出演することも発表された。木村さんと村瀬さんはサーカス小屋の名物コンビ、双子のトゥイードルのダム&ディー、小野さんはヤマネを演じる。花江さんが演じるキャラクターは役名や詳細は一切明かされておらず、りんご姿のビジュアルのみが公開された。
同作は、現代の少女・りせが、ある日、ワンダーランドに迷い込み、アリスと出会う……というストーリー。「凪のあすから」「色づく世界の明日から」「白い砂のアクアトープ」などの篠原俊哉さんが監督を務め、P.A.WORKSが制作する。8月29日公開。