俳優の今井翼さんが2月18日、東京都内で行われたハワイ州観光局「サーフィン」記者発表会に出席した。2014年にメニエール病を発表し、療養のため2018年から活動休止した今井さんは今月、約2年ぶりに舞台で復帰。今後の活動について「これまでの経験をいかしながら、もっともっと枠を広げながら“新しい今井翼”に僕自身も出会っていきたい。ずっと生涯現役でやっていきたい」と宣言した。

　2018年9月には滝沢秀明さんとのユニット「タッキー＆翼」を解散、所属していたジャニーズ事務所を退所した。今井さんは「おかげさまでリスタートできた。人に生かされてこその道」とファンに感謝し、「これから声の仕事もやってみたいし、ステージが好きだから自分自身のショーもやってみたい。ミュージカルもだし、10月に（片岡）愛之助さんと歌舞伎をやるのでボーダレスにいろいろなことをやっていきたい」と目標を掲げた。

　療養中は大好きなハワイに4回も訪れたことを明かし、「英気を養った」とにっこり。ハワイに初めて行ったのは中学生の頃で、「そのときからハワイの虜（とりこ）」だという今井さん。ハワイは「僕にとって楽園。その地にいるだけで浄化される。ハワイって嫌なことがまったくない。また今年もハワイにいってエンジョイしたい。行きたくてうずうずしている」と笑顔を見せていた。

　イベントに同席したタレントのすみれさんは、7歳からハワイに移住。今井さんと同様、ハワイの魅力に取りつかれているといい、「ハワイは私の故郷、ホームタウン。ハワイしかないアロハスピリットでリラックスできる。素晴らしい場所」と紹介。サーフィンをやったことがないという今井さんに対して、基本姿勢を伝授していた。