俳優の井川遥さんが12月11日、ラグジュアリーな時計を選出するアワード「Precious WATCH AWARD（プレシャス・ウオッチ・アワード） 2023」で、「今年最も輝いた時を過ごした人」に贈られる「時の人」賞を受賞し、東京都内で行われた贈賞式に出席した。今年47歳を迎えた井川さんは、「今は子供たちが中学生と小学生になったので、それぞれ休みの日が違うんですね。長期的な休みもずれているので、一人ずつを旅に連れていって……」とプライベートについて語った。

　井川さんは、現在放送中の連続ドラマ「下剋上球児」（TBS系）に出演中で、ファッションブランドも手掛けている。多忙な2023年を振り返って「仕事で充実している日々と家庭の両立は、まったく正解が出せないまま」としつつ、「すごく手ごたえがありますし、応援してくださる声をダイレクトに聞ける今の活動に感謝しています」とにっこり。

　忙しい日々の「大切な時間」を聞かれると、「いつも『明日は早く寝る』と思うけど、いざ夜が更けてくると、1人の時間を楽しみたくて、愛おしくて。ついつい夜ふかしをしてしまう」と告白。「自分のタイミングで好きなことをやれる唯一の時間なので、その時間が自分にとってリフレッシュになっています」と語った。また、子供との旅行を挙げて「日々のリセットはなかなかできないけど、ときどきそうやってリセットしています」と明かした。

　ライフワークバランスについては「目の前のことを一つひとつ、できる限りエネルギッシュにやっていたい」と話し、「子育て、子供との時間はエンドレス。仕事していながらも『今日の買い出しはどうしようかな』『お弁当はどうしようかな』と、いつも同時進行で考えている。そのぶん、私自身はとてもタフになったなと思っています」と笑顔を見せた。

　アワードは、その年の新作時計の中から真に価値のあるラグジュアリーな時計をカテゴリー別に選出。女性ファッション誌「Precious（プレシャス）」、男性向けファッション誌「MEN’S Precious」（ともに小学館）が、独自の視点、各界の目利きによる審査によって今年の新作時計を表彰する。「時の人」賞はその年に最も輝いた時を過ごした人物を選出する賞で、これまでに俳優の鈴木保奈美さん、米倉涼子さん、モデルの冨永愛さんらが選ばれている。