映画「カメラを止めるな！」（カメ止め）などを輩出した「シネマプロジェクト」の最新作、映画「河童の女」の初日舞台あいさつが7月12日、東京都内で行われ、ゲスト出演した俳優の近藤芳正さん、ダブル主演の青野竜平さんと郷田明希さん、51歳で長編映画監督デビューとなった辻野正樹監督らキャストが、3回に分けて登場した。

　「河童の女」はシネマプロジェクト第9弾。「カメ止め」をプロデュースした市橋浩治さんがプロデューサーを務めた。川辺の民宿で生まれ、そこで働きながら暮らす柴田浩二（青野さん）だったが、社長である父親（近藤さん）が見知らぬ女と出て行ってしまう。そんな中、東京から家出してきた女（郷田さん）が住み込みで働くことになるが、交流する中で、事件やトラブルが相次ぐ……という物語。