【動画】劇場版アニメ「この世界の片隅に」がキネマ旬報ベスト・テン「日本映画作品賞」を受賞「第90回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式 #Japanese Anime
劇場版アニメ「この世界の片隅に」が 「第90回キネマ旬報ベスト・テン」(キネマ旬報社主催)で日本映画作品賞を受賞し、2月5日、東京都内で行われた表彰式には同作のプロデューサーの真木太郎さんが出席した。
映画は、「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代さんのマンガが原作。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれ、劇場版でのんさんは、主人公のすずの声を務め、話題を呼んだ。
「キネマ旬報ベスト・テン」は、米アカデミー賞より1回多いという長い歴史を誇る映画賞で、今回は2016年公開の映画を対象に同誌の選考委員が選出。この日の表彰式には主演女優賞の宮沢りえさん、主演男優賞の柳楽優弥さんらが出席した。
◇「第90回キネマ旬報ベスト・テン」主な受賞は以下の通り(敬称略)。
日本映画監督賞:片渕須直(この世界の片隅に)▽日本映画脚本賞:庵野秀明(シン・ゴジラ)▽主演女優賞:宮沢りえ(湯を沸かすほどの熱い愛)▽主演男優賞:柳楽優弥(ディストラクション・ベイビーズ)▽助演女優賞:杉咲花(湯を沸かすほどの熱い愛ほか)▽助演男優賞:竹原ピストル(永い言い訳)▽新人女優賞:小松菜奈(溺れるナイフほか)▽新人男優賞:村上虹郎(ディストラクション・ベイビーズほか)▽外国映画監督賞:クリント・イーストウッド(ハドソン川の奇跡)