俳優の岡田将生さんが主演、女優の川口春奈さんがヒロインを務める映画「聖地 X」（入江悠監督、11月19日公開・配信）の予告編が10月1日、公開された。

　映画は、演出家の前川知大さんが主宰する劇団「イキウメ」が上演した同名舞台が原作。小説家志望の輝夫（岡田さん）は、父親が遺した別荘のある韓国に渡り、悠々自適の引きこもりライフを満喫中。そこへ結婚生活に愛想をつかした妹の要（川口さん）が転がり込んでくる。要は、韓国の商店街で日本に残してきた夫の滋（薬丸翔さん）を見かける。その後を追ってたどり着いたのは、巨大な木と不気味な井戸を擁する和食店。無人のはずの店内から姿を現したのは、パスポートはおろか着の身着のまま、記憶さえもあやふやな滋だった。

　輝夫と要は別荘で滋を取り押さえ、東京にいる上司の星野（真木よう子）に連絡すると、滋はいつも通り会社に出勤しているという。では輝夫と要が捕まえた滋のような男は一体誰なのか……というストーリー。