【動画】HKT48矢吹奈子が国民的アイドル役 白洲迅&筧美和子らも 高橋克実初主演映画「向田理髪店」劇場予告編
俳優の高橋克実さんの主演映画「向田理髪店」(森岡利行監督)が10月に公開されることになり、映画の劇場予告編が公開された。高橋さんは映画初主演となる。
映画は、ベストセラー作家・奥田英朗さんの小説「向田理髪店」(光文社文庫)が原作。寂れた元炭鉱町・筑沢町にある理髪店の親子の葛藤を軸に、過疎化、少子高齢化、介護、結婚難など、どこの地方も抱える深刻な問題に直面しながらも懸命に生きる人々の姿を描く。高橋さんが主人公・向田康彦を演じる。
また、東京で働いていたものの突然、帰郷し「会社を辞めたから店を継ぐ」と宣言する息子・向田和昌役で白洲迅さん、康彦の同級生役で板尾創路さんと近藤芳正さん、息子が理髪店の後継ぎになることを素直に喜ぶ母・恭子役で富田靖子さん、国民的アイドル・大原零役を「HKT48」矢吹奈子さん、スナック「さなえ」のママ・三橋早苗役で筧美和子さんらも出演する。
向田康彦(高橋さん)は妻の恭子(富田さん)と親から継いだ筑沢にある理髪店を営んでいる。ある日、東京で働いていた息子の和昌(白洲さん)が帰郷し、会社を辞めて店を継ぐと言い出す。久しぶりの親子の生活を続けてゆくなかで、市役所で商工会の経営者を集め、地域振興に関する会議が開催される。そこで、中央官庁から出向してきた佐々木良平(田中俊介さん)が、若者世代からの筑沢の活性化のための意見を聞いたことをきっかけに、和昌と康彦は対立。不穏な空気が流れる中、谷口(近藤さん)のとりなしでどうにかその場は丸く収まるが、その後、和昌は康彦がいう街の現状を目の当たりにすることになってゆく。やがて人気アイドル・大原零(矢吹さん)主演の映画撮影が筑沢で行われることになり、一気に街が活気づく。この撮影をきっかけに康彦をはじめ、街の人々も変わり始め……というストーリー。
10月7日に福岡・熊本で先行公開。同14日に全国公開。