【動画】芳根京子「気合が入っています」7年ぶり主演映画で悔し涙も 寺島しのぶ&岡田将生のねぎらいに感謝
女優の芳根京子さんが6月2日、東京都内で行われた主演映画「Arc アーク」(石川慶監督、25日公開予定)の完成報告会に寺島しのぶさんや岡田将生さんら共演者と登場。今作で17歳から100歳以上を生き抜くリナを演じる芳根さんは、撮影中、踊っているシーンでうまくできずに悔し涙を流していたと寺島さんから明かされると、「そんなこともありましたね」と照れ笑い。過酷な撮影を乗り越えたことについて寺島さんや岡田さんから「がんばったね」とねぎらいの言葉をかけられると、芳根さんは「ありがとうございます」と感慨深い表情で感謝の気持ちを表していた。
映画は、米SF作家のケン・リュウさんの短編小説「円弧(アーク)」(ハヤカワ文庫刊)が原作。舞台は、そう遠くない未来。放浪生活を送っていたリナ(芳根さん)は、師となるエマ(寺島さん)と出会い、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術する「ボディワークス」という仕事に就く。エマの弟・天音(岡田さん)はこの技術を発展させ、ついに「不老不死」を完成させる。リナは不老不死の技術を受けた世界初の女性となり、30歳の姿のまま永遠の人生を生きていくが……というストーリー。
芳根さんは「完成したこの作品を見たとき、新たなジャンルの映画が誕生したと思いました。その作品の重要な役割を任せていただけたことをうれしく思う」と主演を務めた心境を吐露。また、「今回の作品で、映画の単独主演が7年ぶり。すごく気合が入っています。大切な作品です。あまりこういうことを言わないんですけど、本当に気合が入っています」と今作にかける思いを語った。
完成報告会には清水くるみさん、風吹ジュンさん、小林薫さん、石川監督も出席した。