歌手の松崎しげるさんが6月22日、東京都内で行われた広島県の無料ガイドブック「カンパイ！広島県　広島秘境ツアーズ」発表会に登場した。松崎さんは、「秘境」をテーマにした広島の体験ツアー「多々羅大橋のてっぺんで愛を叫ぶ」に参加し、愛を告白するカップルのために代表曲「愛のメモリー」を歌ったことを明らかにした。

　「カンパイ！広島県」は、女性3人組テクノポップユニット「Perfume」が表紙を飾り、品切れが続出するなど話題になった無料ガイドブック第1弾「泣ける！広島県」に続く観光プロモーションとして、昨年から実施。ガイドブックは、表紙に同県出身のシンガー・ソングライターの奥田民生さんが起用された第2弾「カンパイ！広島県」に続く第3弾「カンパイ！広島県　広島秘境ツアーズ」で、今回は同県の知られざる旅の魅力「秘境」がテーマで、旅好きとして知られる俳優の斎藤工さんが表紙に起用されている。発表会の最後には、広島県版「愛のメモリー」を熱唱して、同県の魅力をアピールした。

　発表会は、同ガイドブックの完成披露として開かれ、同県の湯崎英彦知事らも出席。自身の公演などで何度も同県を訪れ、魅力を知り尽くしている松崎さんは「秘境ツアーズアンバサダー」として招かれた。松崎さんは、海面から220メートル以上の高さにある多々羅大橋で歌ったことを振り返り、「夢心地でしたね。うれしくてうれしくてあの高さで歌ったことは、僕にとっても一生の思い出」と喜んでいた。