【動画】高畑充希、アニメ「ひるね姫」主題歌を担当 名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」をカバー 映画「ひるね姫」予告編 #Mitsuki Takahata #Day Dream Believer
女優の高畑充希さんが、劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(神山健治監督、2017年3月18日公開)の主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌うことが11月24日、分かった。同曲は、米バンド「モンキーズ」が1967年に発表し、故・忌野清志郎さんに“よく似た”ZERRYさんが率いるバンド「タイマーズ」がカバーしたことでも知られる名曲で、高畑さんは自身が声優を務める主人公・森川ココネ名義で歌う。高畑さんが歌う主題歌が流れる同作の予告編も公開された。
神山監督のオファーで主題歌を担当することになったという高畑さんは「自分が声優を務めた作品で、主題歌も担当するのは初めての挑戦です。しかもすごく好きな曲を。やはり私の中では清志郎さんのすてきなイメージが、いまだに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かな?という不安な気持ちはありました」と明かしつつ、「役がそのまま歌うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただくことになりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました」とコメントしている。
神山監督は「高畑さんは歌い手としても優れていることは分かっていましたが『デイ・ドリーム・ビリーバー』を最初に聴いた時、思わずニヤニヤしてしまうくらいうれしかったです。音楽としても素晴らしい。この楽曲は高畑さんでなければ意味がありません。“高畑さんが演じる森川ココネ”に歌ってもらうことで作品が完成すると言ってもよいくらいです。主題歌を引き受けていただき、非常にうれしく思います」と喜んでいる。
「ひるね姫」は、「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」などで知られる神山監督が手がける劇場版アニメ。2020年の岡山県倉敷市を舞台に、父親と暮らす女子高生・森川ココネの家族の絆などが描かれる。ココネの父・モモタローが逮捕されてしまい、居眠りばかりしてしまうココネの不思議な夢が、その謎を解くカギとなる。「猫の恩返し」の森川聡子さんがキャラクター原案、「ベイマックス」のコヤマシゲトさんがロボットに変形するサイドカー・ハーツのデザイン原案を担当する。声優として高畑さんのほか、江口洋介さん、満島真之介さん、古田新太さん、高橋英樹さん、前野朋哉さんが出演する。