【動画】綾野剛、新宿で“紙幣”ばらまく! 映画「日本で一番悪い奴ら」イベント1
俳優の綾野剛さんが6月22日、東京・新宿の「新宿ステーションスクエア」で行われた主演映画「日本で一番悪い奴ら」(白石和彌監督、25日公開)のイベントに出席した。この日は、架空の警察署「新宿日悪署」の落成式と銘打ったイベントが行われた。「新宿日悪署」は、約8メートルの綾野さん扮(ふん)する主人公・諸星の看板とともに新宿駅東口に23日まで建てられており、綾野さんが署長に就任し、この日はテープカットを行った。また、同作のマスコット・ニチワルくんが常駐しているが、昨夜同所の「前を通ってみた」という綾野さんは「ニチワルくんはいなかった」と、さぼっていたことを指摘。ニチワルくんは「調子に乗ってるイメージしかない(笑い)。路上に寝っ転がってマンガを読んでいるので、そこんとこちゃんとして!」と“綾野署長”から指導を受けていた。
「日本で一番悪い奴ら」は、稲葉圭昭さんによる手記「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)が原作。実際にあった警察の不祥事「稲葉事件」をテーマに、“黒い警部”と呼ばれた北海道警の警部・諸星要一が逮捕されるまでの26年間を描く。正義感を持ちながら、うだつの上がらない日々を過ごしていた道警の刑事・諸星(綾野さん)はある日、先輩の敏腕刑事・村井(ピエール瀧さん)から「裏社会に飛び込み、スパイを作れ」と助言され、ヤクザの幹部(中村獅童さん)のスパイを率いつつ“ヤバすぎる”捜査を行うが……という内容。