【動画】「北斗の拳」第1話刻んだマンガ石版公開 メーキング映像も
誕生35年を迎える人気マンガ「北斗の拳」の第1話(48ページ)を刻んだ総重量約1トンの石版48枚が9月13日、公開された。
同日、東京都内で「北斗の拳」の出版35周年記念イベント「伝承式」が開催。「1万年伝承される北斗の拳」というコンセプトで制作された石版が披露された。マンガの石版1ページあたりの大きさは、縦が約49センチ、横が約35センチ、厚さが約3センチ。黒御影石(みかげいし)に絵を印刷した特殊なフィルムを張り付け、専用の機械で砂を吹きかけながら削って制作された。
石版は14~19日にキラリナ京王吉祥寺(東京都武蔵野市)で展示される。その後、一部の石版はチャリティーオークションに出品され、収益金は北海道胆振東部地震などの被災地支援にあてられる。
「北斗の拳」は、1983~88年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された武論尊(ぶろんそん)さん原作、原哲夫さん作画のマンガ。暴力が支配する核戦争後の世界を舞台に、伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウが、兄でもある“覇王”ラオウら強敵たちと拳を交えて戦う……というストーリー。