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　「第89回キネマ旬報ベスト・テン」（キネマ旬報社主催）の表彰式が2月13日、東京都内で行われた。新人男優賞は「恋人たち」（橋口亮輔監督）の篠原篤さんが受賞し、授賞式に出席した。

　キネマ旬報ベスト・テンは、米アカデミー賞より1回多いという長い歴史を誇る映画賞で、今回は2015年公開の映画を対象に同誌の選考委員が各賞を選出。作品賞の日本映画ベスト・テン第1位には橋口監督の「恋人たち」が選ばれ、橋口監督は同作で日本映画監督賞と日本映画脚本賞にも輝いた。

　主演女優賞は映画「岸辺の旅」「寄生獣　完結編」に出演した深津絵里さん、主演男優賞は「母と暮せば」に出演した人気グループ「嵐」の二宮和也さん、助演女優賞は「母と暮らせば」「幕が上がる」などの黒木華さん、助演男優賞は「日本のいちばん長い日」などの本木雅弘さん、新人女優賞は「海街 diary」の広瀬すずさんが受賞した。

　表彰式には、篠原さんのほか、深津さん、二宮さん、本木さん、広瀬さん、橋口監督らも出席。黒木さんは舞台公演のため欠席した。