俳優の唐沢寿明さんが2月2日、東京都内で行われた「第41回エランドール賞」の授賞式に登場。唐沢さんはNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「とと姉ちゃん」で共演した女優の高畑充希さんの新人賞受賞のお祝いで、花束を持ってサプライズ登壇すると「君に花束を渡せるのは僕しかいない！」と笑わせ、「僕もうれしい」と喜びを語った。

　さらに唐沢さんは「まだこれからだと思う。いいことも悪いこともあると思うし、正直悪いことのほうが多い」と前置きした上で、「持ち前の明るさで吹き飛ばしてほしい。笑いや涙と感動を与え続けてほしい」と力強くエール。最後に「親戚のおじさんのような気持ちでやってきました」と明かすと、高畑さんとハグして会場を沸かせた。

　「エランドール賞」は、日本映画テレビプロデューサー協会が主催で今回で41回目。プロデューサー賞は映画「シン・ゴジラ」の山内章弘さん、NHK大河ドラマ「真田丸」の屋敷陽太郎さんと吉川邦夫さん、プロデューサー奨励賞は映画「君の名は。」の川口典孝さん、日本テレビ系の連続ドラマ「地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子」の小田玲奈さんに贈られた。

　新人賞はスター性と演技力を兼ね備え、次代の映画やテレビを背負って立つことが期待される俳優に贈られる賞で、高畑さんに加え、女優の波瑠さん、広瀬すずさん、俳優の坂口健太郎さん、ディーン・フジオカさん、星野源さんが受賞した。