【動画】乃木坂46・樋口日奈、舞台版「ドラえもん」でしずかちゃんに 舞台「ドラえもん のび太とアニマル惑星」会見1
人気マンガ「ドラえもん」の舞台「ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)」が3月26日から東京・池袋のサンシャイン劇場で上演されることが明らかになった。3日に東京都内で行われた会見には俳優の小越勇輝さん、アイドルグループ「乃木坂46」の樋口日奈さんらが出席。小越さんは「ドラえもんという作品の持つパワーを届けられたら」とアピールした。
原作は、1989年に「月刊コロコロコミック」(小学館)に掲載されたマンガ「大長編ドラえもん のび太とアニマル惑星」。のび太は、動物が言葉を話す「アニマル惑星」でチッポというイヌの少年と友達になるが、チッポからのSOSが届き、アニマル惑星を守るために空から来た悪魔たちに立ち向かう……というストーリー。2008年に上演された舞台の再上演で、キャストを一新して演出も変える。脚本・演出は9年前にもかかわった鴻上尚史さんが務める。
のび太役の小越さんは、ミュージカル「テニスの王子様」の越前リョーマ役、舞台「弱虫ペダル」の小野田坂道役で知られる俳優。しずかちゃん役は樋口さん、ジャイアン役は皇希さん、スネ夫役は陳内将さん、チッポ役は佃井皆美さんがそれぞれ演じる。ドラえもんの声は、アニメの声優・水田わさびさんが担当する。
取材会で鴻上さんは、9年前の公演について「まだ2.5次元ミュージカルという言葉が言われておらず、ぶっちゃけ(興行は)苦戦したが、見た人には好評だったので再演したかった」と話した。樋口さんは「(グループではない)外の仕事はいまだに緊張してしまうが、舞台のけいこ場は楽しみにいける。仲良くなれていると思います」と、チームワークの良さを強調しながら「ランドセルを背負うとすごくワクワクする」と話した。
公開されたけいこでは、劇場版アニメの主題歌でもある「夢をかなえてドラえもん」などを歌い、激しく動き回るダンスシーンを披露。小越さんらはワンシーンが終わるたびに息を整えていた。小越さんは、うまいダンスを披露しては、運動が苦手なのび太らしさがなくなることもあってか、つまずくようなそぶりも見せていた。
東京公演は4月2日まで。福岡のキャナルシティ劇場(博多区)で4月7~9日、愛知県の刈谷市総合文化センター 大ホールで4月14~16日、宮城県の多賀城市民会館 大ホールで4月21~23日、大阪の森ノ宮ピロティホール(中央区)で4月29~30日にそれぞれ上演する。チケットは大人7500円(以下税抜き)、12歳以下が4500円。