【動画】片岡愛之助「悪役、“おネエ系”も、喜んで!」個性的な役に意欲 「第43回ベストドレッサー賞(学術・文化部門)」授賞式
歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが11月27日、女優の宮沢りえさんや俳優の鈴木亮平さん、卓球の福原愛選手らと「第43回ベストドレッサー賞」を受賞し、東京都内で行われた授賞式に出席。授賞式後に取材に応じた愛之助さんは、今年1年を「三谷幸喜さんの舞台にも初めて出させていただいて、初めてづくしというか、あわただしくあっと間だった」と振り返りつつ充実の表情。報道陣から「来年は(交際中の熊切あさ美さんとの)おめでたい話も聞きたいのですが」と振られると「頑張ります」と力強く宣言した。
この日はスリーピースのスーツ姿で登場した愛之助さん。「スーツを着てどこにデートにいきたいですか?」と聞かれ「毎年12月は京都なんですが、今年は歌舞伎座の公演が入っているので、表参道とか東京駅の周りとか、テレビでしか見たことのないイルミネーションを見にいきたい」と笑顔でコメント。最後に来年に向け、「最近は悪役も多いですが、僕自身きらいじゃないので、これからも個性に磨きをかけ頑張っていきたい」と意気込みと、「“おネエ系”も、もちろん喜んで」と付け加え、笑いを誘っていた。
「ベストドレッサー賞」は、ファッションセンスがあり、ユニークで個性的、ライフスタイルにおしゃれ感の漂う人物に贈られる日本メンズファッション協会により設立された賞で、今年で43回目。愛之助さんは、放送作家・脚本家の小山薫堂さんとともに学術・文化部門で受賞。そのほか宮沢さんと鈴木さんが芸能部門、福原選手がスポーツ部門、フォトジャーナリストの笹本恒子さんが特別賞、トヨタ自動車の豊田章男社長が政治・経済部門でそれぞれ選出された。
ベストドレッサー賞に加えクールウール賞にも選ばれた鈴木さんは「スーツもダブルにしてみました」とおどけてみせると「スーツを着て会社と戦うような激しい役を来年はぜひやってみたい」と抱負。またシックな黒のワンピース姿を披露した福原選手は「こんなにヒールの高い靴も履いたことないので、立っているのが大変。竹馬に乗っているみたい」と照れ笑い。「ふだんめったに来ない母が今日は会場に来ていて授業参観みたいでした。オリンピックの表彰台よりも緊張しました」と心境を明かしていた。