【動画】小林由美子、しんのすけ役声優「この日を迎えたのが奇跡」と涙 コロナ禍での「クレヨンしんちゃん」公開に
劇場版アニメ「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」(高橋渉監督)の公開初日舞台あいさつが7月30日、東京都内であり、主人公・野原しんのすけを演じる声優の小林由美子さんが、ゲスト声優の仲里依紗さん、フワちゃん、髙橋渉監督とともに登壇。コロナ禍で3ヵ月公開がずれ込んだ本作の公開を、「この日を迎えたのが奇跡」と感無量の面持ちで喜んだ。
小林さんは、全国のファンに向けてコメントを求められると「この日を無事迎えたのが、何よりの奇跡。感無量です。この場所を立つことができたのも、監督をはじめ、『映画クレヨンしんちゃん』のアニメにたずさわってくださった全てのスタッフの皆様、アニメのスタッフの皆様、キャストの皆様、劇場を清潔に、徹底的に清潔な状態に保ってくださる劇場スタッフの皆様、それから何よりもこの素晴らしい5歳児を生んでくださった原作者の臼井先生や関係者の皆様、いつも花を添えてくださるゲスト声優の皆様。全ての皆様のおかげです。ありがとうございます」と熱弁しながら、目にうっすら涙を浮かべた。
続けてファンに感謝し、「(ファンの)皆様に大きな声で『見て』と言える状況でないかもしれない。皆様にご負担をかけることも多いかと思う。ぜひ劇場に足を運んでほしい」とアピール。高橋監督は「公開がこんなカンカン照りの夏になった。でも1作目は夏に公開された。今回の映画は夏に戻ってきたんだな、と運命的なものを感じる」と笑顔を見せていた。
映画は、シリーズ29作目の劇場版にして、初の“本格風”学園ミステリー。しんのすけたちカスカベ防衛隊が小中一貫校の天カス学園に体験入学することになり、そこで起こる謎の怪事件に巻き込まれる。「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」で知られる高橋さんが監督を務め、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」などのうえのきみこさんが脚本を手掛けた。当初4月30日に公開される予定だったが、コロナ禍で7月30日に延期された。