【動画】向井理、主演舞台ゲネプロ前の緊張明かす 「胃が持ち上がってくるぐらいの緊張感」 舞台「美しく青く」会見
俳優の向井理さんが7月10日、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で行われた舞台「美しく青く」の初日前会見に共演の田中麗奈さんらと登場。会見は公開ゲネプロ前に行われ、心境と意気込みを聞かれた向井さんは「ゲネの前というのは、胃が持ち上がってくるぐらい独特の緊張感があって……」と胸中を吐露。ただ、「それほど長かったわけではないけど、濃密な稽古期間を経験できました」と手応えも明かし、「いよいよ明日本番ということで、変に気合が入りすぎないように、自分がコントロールできないぐらいにならないように、心を整えて明日を迎えられればと思います」と意気込みを語った。
向井さんの妻役を務める田中さんは「明日が初日で信じられないような気持ちだけど、早くやりたいという気持ちもある」と意欲を見せ、「まだまだ自分の中で課題がたくさんあるので、そこを意識しながら……でも、皆さんに楽しんでいただく、伝えていくということがとても大切だと思うので、無心でやれたらいいなと思います」と語った。
舞台は、4月期の連続ドラマ「集団左遷!!」(TBS系、日曜午後9時)に青島憲二役で出演した俳優で劇作家、演出家の赤堀雅秋さんが2年ぶりに書き下ろした作品。震災から数年たった、とある日本の集落が舞台。人々は猿害に悩まされ、自警団を結成したものの、協力しない住民や、役場のどっちつかずの対応などで事態は一向に改善されない。しかし、自警団のリーダー青木保(向井さん)の熱意を火種として、人々の日常が熱を帯び始め……というストーリー。
会見には赤堀さんも出席。赤堀さんの演出について聞かれた向井さんは「すごく細かいですが、優しいです。その人のことを考えて言葉を選んでいるので、そんなにびびることもなく。キャッチボールがすごくしやすい人」と印象を話し、「細かくて、その通りだな、と思うことが多くて。今までもなんとなくやってきたつもりはないけど、もっともっと違う視点でお芝居を構築していかないといけないんだな、と思いました」と感嘆したことを明かした。
舞台「美しく青く」は7月11~28日に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーン、8月1~3日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。