【動画】佐藤健「るろうに剣心」名シーン収録の10周年特別映像 歴代のそうそうたる顔ぶれがズラリ
和月伸宏さんの人気マンガを俳優の佐藤健さん主演で実写化した映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)シリーズ10周年を記念した「『るろうに剣心 最終章 The Final』10周年記念特別映像」が3月24日、公開された。
2012年公開の1作目、伝説の幕開けとなったオープニングシーンで幕を開ける本映像は、「このアクションが格好良くなければ、僕は役者を辞めます」という佐藤さんの役者人生の全てを懸けた決意の言葉、そして大友監督の「もっとすごいものを作るっていうことを考え始める」という、常に過去の作品を超えていくという覚悟の言葉など、「るろうに剣心」シリーズへの並々ならぬ思いや、作品の名シーンが収められている。
また、剣心(佐藤さん)と共に新しい時代のために戦ってきた仲間たちの胸が熱くなる過去のシーンが映し出されており、剣心を支え、共に生きていくことを願う神谷薫(武井咲さん)、剣心に救われ医者として多くの命を救うことに尽力する高荷恵(蒼井優さん)、友として、剣心の力になりたいと願い戦う相楽左之助(青木崇高さん)の姿が登場。10年という歳月がたち、その絆の深さが伝わる仕上がりとなっている。
さらに、1作目となる映画「るろうに剣心」に登場する武田観柳(香川照之さん)、外印(げいん、綾野剛さん)、鵜堂刃衛(うどうじんえ、吉川晃司さん)、「京都大火編」「伝説の最期編」から、柏崎念至(田中泯さん)、瀬田宗次郎(神木隆之介さん)、佐渡島方治(滝藤賢一さん)、駒形由美(高橋メアリージュンさん)、四乃森蒼紫(伊勢谷友介さん)、巻町操(土屋太鳳さん)、志々雄真実(藤原竜也さん)、比古清十郎(福山雅治さん)など、剣心のかつての敵や一緒に戦ってきた仲間たちの姿の数々も確認できる。
そして、剣心にとって幕末から続く因縁の相手であり時に頼もしい仲間として戦ってきた、斎藤一(江口洋介さん)や、剣心が生み出してしまったシリーズ最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑さん)、剣心の元妻であり、剣心の頬に刻まれた“十字傷”の秘密の鍵を握る雪代巴(有村架純さん)、“人斬り抜刀斎”が誕生するきっかけとなる長州藩志士・桂小五郎(高橋一生さん)など、シリーズを彩って来た歴代のそうそうたる顔ぶれが並んでいる。
「るろうに剣心」は、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心が明治維新後、不殺(ころさず)を誓った流浪人(るろうに)として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた和月さんの人気マンガ。1994~99年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ化された。実写映画は、これまでに「るろうに剣心」「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の3作が公開された。
最終章は、剣心の“十字傷の謎”に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、志々雄真実を操っていた“シリーズ最恐の敵”雪代縁との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の二つの時代を通して描く。「るろうに剣心 最終章 The Final」は4月23日、「The Beginning」は6月4日に公開。