【動画】中村倫也、エキセントリックな役に「ダメだったら監督のせい」 映画「孤狼の血」完成披露試写会2
俳優の役所広司さんが4月25日、東京都内で開かれた映画「孤狼(ころう)の血」(白石和彌監督、5月12日公開)の完成披露試写会に共演の松坂桃李さん、真木よう子さん、中村倫也さん、音尾琢真さん、阿部純子さん、竹野内豊さん、伊吹吾郎さん、ピエール瀧さん、江口洋介さん、原作者の柚月裕子さん、白石監督とともに登壇した。
「孤狼の血」は、暴力団対策法が成立前の広島の架空の都市・呉原市を舞台に、暴力団系列の金融会社社員の失踪(しっそう)事件を捜査する警察と暴力団組織間の激しい抗争を描く。
伊吹さんは「(暴力団の抗争を描いた1973年公開の)『仁義なき戦い』は、(緩やかだった)あの時代だからできた作品。今の時代で企画したスタッフは本当大変だったと思う」と労をねぎらった。役所さんは「見ていただければ楽しんでいただける映画。監督から『元気のある日本映画を作りたい』と言われて頑張りました。(江口さんや竹野内さんらが演じた)ヤクザ関係者は、普段ちゃんと社会人をしていますが、根が不良ですからね」とジョークを交えて観客の笑いを誘った。