【動画】細田守監督、「生と死」を描く最新作「果てしなきスカーレット」 壮大なテーマに「強い覚悟」 新たなルックを模索
「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の最新作となる劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)の公開直前イベントが11月12日、東京・渋谷のSHIBUYA QWSで行われ、細田監督が登場した。最新作は「生と死」という壮大なテーマに挑んだと話し、「映画を一作、一作、観客の皆さんの支持のおかげで作らせてもらい、一つずつより深いテーマを積み上げていった結果、7作目にして生と死、『生きるとは?』という大きなことに手が届くようになった。映画としてぶつかっていって、テーマと格闘しようと、強い覚悟を持って作ることにしました」と思いを語った。
細田監督は最新作では、新たな挑戦も多かったと話し、「今までの作品よりスケールの大きな作品なので、それに見合う画面作りが必要で、今までのようにはいかなかった。新しいアニメーションの見え方、ルックというのですが、それを開発していく、見つけていくことに時間と労力をかけました。どれが正解なんだろうと選んでいくのに時間がかかった」と制作の裏側を明かした。

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